AS-1部門で金メダルを獲得した内田一音
Photo: ISA / Chris Grant

内田一音が2年連続金メダル!2018 ISA障がい者サーフィン世界選手権

現地時間12月16日、カリフォルニアで開催されていた「2018 Stance ISA World Adaptive Surfing Championship(障がい者サーフィン世界選手権)」が終了。

日本代表の内田一音が、女子AS-1部門(立つことができるサーファー)で金メダルを獲得した。団体では、アメリカが金、日本は8位となった。3-5日目のレポートをお届け。

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2018 ISA World Adaptive Surfing Championship 1-2日目レポート

大会3日目

現地時間14日には、AS-2(立てるもしくは膝立ちできる)部門で出場している小林征郁が、R2で出した4.57pt(写真下)と、R1の2.93ptの合計点で、見事QF進出。同部門の勝倉直道もQF進出を果たしたほか、AS-5の藤原智貴もコマを進めた。

AS-2小林征郁 Photo: ISA/ Chris Grant

AS-3(座って乗るサーファー)部門で出場しているアメリカのアラナ・ニコルズは、インタフェアを犯して2本目のスコアが半分になってもなお、11.35ptのトータルスコアを獲得し、群を抜いた強さを見せつけた。

日本代表メンバーの結果は以下の通り。

AS-2
男子R2H3 小林征郁 →QF進出
男子R2H4 勝倉直道 →QF進出
AS-4
女子R2H3 鈴木しほ →R2敗退
AS-5
男子R2H3 藤原智貴 →SF進出
AS-VI
男子R2H4 葭原滋男 →R2敗退

大会4日目

現地時間15日、女子AS-1のラウンド2とセミファイナルが行われ、内田一音が1位でファイナル進出。AS-2の小林征郁も、1位通過でファイナル進出を決めた。その他の日本代表メンバーはここで敗退。

AS-1セミファイナルでの内田一音
Photo: ISA/ Chris Grant

AS-1
男子QF H3 伊藤建史郎 →QF敗退
男子QF H3 山本力也 →QF敗退
女子R2H1 内田一音 →SF進出
女子SF 内田一音 →ファイナル進出
AS-2
男子QF H1 小林征郁 →SF進出
男子QF H1 勝倉直道 →QF敗退
男子SF  小林征郁 →ファイナル進出
AS-5
男子SF H1 藤原智貴 →SF敗退

大会最終日

現地時間16日、各部門の結果が出揃い、国別順位も確定。女子AS-3部門で金メダルを獲得したアラナ・ニコルズを筆頭に、銀メダルを3つ獲得したアメリカが団体1位となった。

また、AS-5(パドルアウトに補助が必要で立てない)部門に出場していた、コロンビアのフレディ・マリモン(13歳)は10ポイントライドを決め、金メダルに繋げた。

日本代表は、内田一音が女子AS-1部門で見事2大会連続の金メダルを獲得。団体順位は昨年の9位から1つ順位をあげ8位となった。

閉会式では、各部門の表彰式のほかに、2019年ワールドサーフィンゲームスの開催地もアナウンスされた。

Photo: ISA / Sean Evans

▼日本代表結果

AS-1(立つことができる)
内田一音 女子1位
伊藤建史郎 男子9位
山本力也 男子13位
AS-2(立てるもしくは膝立ちできる)
小林征郁 男子4位
勝倉直道  男子7位
AS-4(うつ伏せで乗る)
鈴木しほ 女子10位
AS-5(パドルアウトに補助が必要で立てない)
藤原智貴 男子7位
AS-VI(視覚障がい)
葭原滋男 男子12位
団体
日本 8位

▼ハイライト動画や結果一覧は以下から

『2018 Stance ISA World Adaptive Surfing Championship』公式サイト

(THE SURF NEWS編集部)

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