マーガレット・リバーでのレイデイオフショット。バリは男女ともセミファイナリスト決定

Photo: joliphotos.com

コンテスト全体がキャンセルになる前のレイデー。オンショアでスモール。あちこちのメディアでシャークアタックのことが報道されていることもあったけど、それよりなにより波がまるでアウトだったので、誰も会場ではサーフしなかった。
サーファーたちはこのエリアの観光に出かけたり、近くのワイナリー巡りをしたりしてレイデーを楽しんだ。

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ウエスタンオーストラリアのマーガレットリバーは、いいワインの産地として有名で、コンテスト会場の近くには有名ワイナリーも多く、それらのワイナリーでは各種ワインの試飲や、ランチとワインを楽しむコースなど、ちょっといい感じの半日ツアーができる。

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この日はスポンサーが主催するBBQランチとワイナリーツアーにカリッサ・ムーア、レイキー・ピーターソン、ジョアンヌ・デファイが参加。Stella Bellaワイナリーでワインを楽しむ彼女たちを見ていると、とても美しいお年頃の普通の女の子で、あのビッグウエイブのノースポイントで太いラインのカービングを見せたアスリートの姿とは程遠いイメージだった。

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■バリ・クラマス

男女ともセミファイナリストが出そろった。波が小さく、波数が少なく、朝イチのヒートは4人ヒートを開催するに足りる波数があったとは到底思えず、スケジュール的には余裕があったので、ヒート時間を延ばすとか、もう少しスタートを遅くするとか、したほうがよかったと思う。あのヒートがヒートとして成立するのかどうか、ずっと疑問に思いながら見ていた。喜納海人とか、超気の毒。

加藤嵐 Photo: ©snowy

JPSAには独立したルールブックはなく、WSLのルール、ジャッジクライテリアに準ずるわけだけど、今シーズンのWSLのジャッジの変化には今のところまだ対応できてないと思う。セットじゃなくても点出るし、横のターンでも点出るし、エアーなんてよほど高さがなければポイントにならないけど、結構なるし。

安井拓海 Photo: ©snowy

サーフィンはレールという両刃の剣で波を深く切っていく、えぐっていくものであって、テールという面をトップで回すものではない、という基本的なところをもっとポイントに反映してもいいだろう。ターンの時にどこがどう、どのタイミングまで沈んでいるかはスプレーの出方でよくわかるはずだ。止まらない流れも重要だと思うんだけどなぁ。だって、WSLに準ずるわけでしょ?

F+編集長つのだゆき

Text by Joli、つのだゆき / Cover Photo by Joli

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