国際サーフィン連盟(ISA)は、すでに公表されていた東京五輪のサーフィン競技のスケジュール、フォーマットに加えてRound1のヒート表を発表。
シード順によってCT選手が全てのヒートに組み込まれ、どのヒートも楽しみなカードになっている。
日本代表選手のヒートと見どころ
注目の日本人選手は、まず男子第1ヒートに大原洋人が登場。
ブラジル代表のイタロ・フェレイラ、怪我で辞退したジョーディ・スミスの補欠として出場するイタリア代表のレオナルド・フィオラヴァンティ、アルゼンチン代表のレアンドロ・ウスナと戦う。
記念すべきサーフィン競技の最初のヒートでプレッシャーも相当なものになると想像できるが、ローカルナレッジを活かせる大原洋人は有利とも言える。
五十嵐カノアは第2ヒートでフランス代表のジェレミー・フローレス、ペルー代表のミゲル・トゥデラ、ポルトガル代表のフレデリコ・モライスとのカードになる。
ミゲルの他はCT選手ということでカノアにとっては比較的戦いやすいヒートになりそう。
女子は第2ヒートに前田マヒナ。
オーストラリア代表のサリー・フィッツギボンズ、コスタリカ代表のブリッサ・ヘネシー、南アフリカ代表のビアンカ・ブッテンダグと戦う。
現役CT選手2名、元CT選手1名を相手に勝負強さがどれだけ発揮できるかに注目したい。
都筑有夢路は女子第4ヒート。ブラジル代表のタティアナ・ウェストン・ウェブ、フランス代表のジョアン・ディファイ、ペルー代表のソフィア・ムラノビッチと同ヒートになる。
同じく現役CT選手2名、元CT選手1名が相手。特にタティアナ、ジョアンは直近のCTでも活躍して好調だが、都筑有夢路もCT経験を活かして良い勝負が期待できそう。
フォーマット
▪️R1
敗者なしのノンエリミネーションラウンド。
4人ヒートで上位2名がR3に進み、下位2名が敗者復活戦のR2へ。
▪️R2
敗者復活戦。
5人ヒートで上位3名がR3に進み、下位2名が予選敗退になる。
▪️R3
このラウンドから先は全てマンオンマン。
1位がR4へ、2位は敗退。
▪️QF(R4)
1位がR5へ、2位は敗退。
▪️SF(R5)
1位がファイナルへ、2位は銅メダル決定戦へ。
▪️3位決定戦
SFの2位同士による銅メダル決定戦
▪️決勝
金メダルと銀メダルが決定する決勝戦。
スケジュール
▪️7月25日 7:00〜16:20
男子R1
女子R1
男子R2
女子R2
▪️7月26日 7:00〜16:40
女子R3
男子R3
▪️7月27日 7:00〜14:20
男子QF
女子QF
男子SF
女子SF
▪️7月28日 8:00〜11:35
女子ブロンズマッチ
男子ブロンズマッチ
女子ゴールドマッチ
男子ゴールドマッチ
表彰式
※大会のスケジュールは波の状況によって変更されることがあります。コンディションが良ければ4日間で競技が終了しますが、8月1日までの期間が用意されており、日程が変更する可能性もあります。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
(THE SURF NEWS編集部)