7月25日朝7時、東京2020オリンピックのサーフィン競技が遂に開幕した。
会場である志田下の波のサイズは腰からたまに胸ほどのスモールコンディションながら、開幕ヒートに日本代表の大原洋人が登場。
記念すべきラウンド1は、単発マニューバがメインでありつつも見応えのある展開。
大原がエアリバースなどをメイクしてヒートをリードし、後半までは同ヒートにおけるシングルハイエストの6.00ptをマークしていた。
ヒート終盤に入ると、2019年ワールドチャンピオンのブラジル代表イタロ・フェレイラが、エアリバースのフルローテーションをマークして、トータルスコアで大原を逆転。
イタロはさらにフルローテーションをメイクしてリードを広げたものの、大原は2位のポジションをしっかりとキープ。
結果としてイタロはトータル13.67ptで1位通過。次いで大原はトータル11.40pt、2位でラウンド3進出を決めた。
続く男子ラウンド1第2ヒートには、日本代表の五十嵐カノアが登場。
(THE SURF NEWS編集部)