日本代表の大原洋人とペルー代表のミグエル・トゥデラの対戦となった東京五輪サーフィン男子ラウンド3ヒート6。
スロースタートとなった同ヒートは、ミグエルがトータル8.73ptで中盤までリードしていたものの、いつシチュエーションがひっくり返ってもおかしくない展開で進行。
大原の追い上げが始まったのはヒート後半に差し掛かった辺りでキャッチした波で、3回のターンを入れて4.33ptをマーク。
ミグエルを逆転するために必要なスコアが4.45ptへと縮まった。
しかし、残り5分を切ったところでミグエルがスコアを更新、大原が必要なスコアは5.30ptに広げられることに。
万事休すと思われたが、ヒート残り1分ほどで掴んだ波でエアリバースをメイクし、ジャッジへと大々的にアピール。
コールされたスコアが5.67ptとなり、見事な逆転劇を演じてクオーターファイナル進出を決めた。
次のQF(準決勝)では、メダル候補筆頭のイタロ・フェレイラと対戦する。
(THE SURF NEWS編集部)