CT前半戦を締めくくる第5戦、ウエスタンオーストラリアのマーガレットリバーを舞台とした『Margaret River Pro』が4月24日〜5月4日に開催される。前回2021年は、フィリペ・トレドとタティアナ・ウェストン・ウェブが優勝している。CTの舞台の中で最も自然が残されている場所の一つであり、うねりに恵まれるとパワフルで最高のコンディションになると言われる会場だ。
ミッドシーズンカット前のラスト1戦
論争を巻き起こしつつ変更なく行われる予定の2022年のミッドシーズンカット。カットされた選手はCT後半戦に出場できず、5月から始まるCSをQSを勝ち上がった選手とともに戦い、再びCT入りを目指すことになる。今大会の結果次第でランキングが大きく変わるため、すでにCT後半戦進出を決めた選手以外は一切気が抜けない一戦となる。
五十嵐カノアの登場は?
イエロージャージを着用し臨んだベルズ戦でミック・ファニングを相手にR32で敗退した五十嵐カノア。ランキングをひとつ下げ2位となりフィリペ・トレドにジャージを明け渡したが、すでにカットラインを免れ後半戦への進出が確定している。オープニングラウンドではヒート5にクレジットされ、コナー・コフィンとワイルドカードのベン・スペンスと対戦予定だ。
ワイルドカード&リプレイスメント
ケガ等によるリプレイスメントで、バロン・マミヤ(HAW)、マシュー・マクギリヴレイ(ZAF)、カイオ・イベリ(BRA)、ブロンテ・マコーレー(AUS)が引き続き出場。
イベントワイルドカードとして、マーガレットリバーローカルのジェイコブ・ウィルコックス(AUS)の出場が決まった。ジェイコブはこれまでに何度もこのイベントにワイルドカード出場した経験があり、2017年にはR2でガブリエル・メディナを破ったこともある。
トライアルを1位で勝ち上がったベン・スペンス(AUS)とミア・マッカーシー(AUS)もイベントワイルドカードを獲得。トライアルでメンズ2位だったジャック・トーマス(AUS)は、ケガで引き続き欠場しているリアム・オブライエンのリプレイスメントが割り当てられた。
男子ヒート表
女子ヒート表
LIVE映像
最新情報は以下より。
ライブ配信・WSLイベントページ
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/ct/5/margaret-river-pro/
https://www.youtube.com/wsl
(THE SURF NEWS編集部)