9月10日、静岡県浜松市の凧場で『THE ONE〜log jam japan〜2022』が開催された。
このコンテストは「PIPPEN STORE」のピッペン氏の他、「THM(THE HARD MAN)」の樋口俊介氏、「FINGER SHAP」の横山浩太氏、「grassgreen SURF GARAGE」の加藤直樹氏などがショーロクこと宮内謙至プロの提案で2016年に始めたシングルフィンのロングボードコンテストで、日本のロガーの間では現在「ザ・ワン」として定着。
特にここ数年のクラシック回帰により、知らない者はいないほどの地位を確立して、エントリーがすぐに埋まってしまうほどの人気イベントになっている。
独特のフォーマットが「ザ・ワン」を盛り上げる
通常、コンテストはベスト2ウェーブのスコアで勝敗を決めるが、この「ザ・ワン」はベスト1ウェーブ。
そして、11分という独特のフォーマットがある。
ジャッジ基準は完璧にクラシックを重視しており、技術と共にスタイルや個性がスコアに結び付く。
10分間波に乗らなくても、残り1分でスタイルあるライディングをすれば勝つことが可能なのだ。
「ザ・ワン」ではプロアマ形式を採用、2021年の小熊海ノ介(今年プロになった)のようにアマチュアで優勝してしまうほどレベルが高い。
コロナ前まではフィッシュクラスもあったが、再開された2021年と今年はロングオンリーのコンテストになっている。
また、ジャッジはクラシックを理解しているロガーが担当。
今年は初参加の浜瀬海の他、以下の豪華なメンバーが揃い、ファイナル前にはエキシビションも行われ、圧巻の演技を披露してくれた。
『TAITO BEACH CLUB CLASSIC 2022』で圧倒的な存在感を放った小川徹也氏もMCの切実な声によりエキシビションに加わっていた。
参加ジャッジ
秋本祥平
小川徹也
武藤龍寿
新城譲
ダマ
中山祐樹
小高恵子
田沼亮
田中祐介
川上聖人
浜瀬海
小熊海ノ介
瀬筒雄太
田岡なつみ
吉川広夏
(敬称略)
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(黒本人志)