5月6日、2020年東京オリンピックの競技会場となる千葉県一宮町・釣ヶ崎海岸(通称:志田下ポイント)にて、 『第1回ジャパンオープンオブサーフィン』の初日が行われ、男女各12名がラウンド3へ駒を進めた。
波はモモ~セット腰程度、朝から風の影響が入ったスモールコンディションの中、9:30過ぎから男子ラウンド1、女子ラウンド1の計8ヒートを実施。20分間の4人ヒートが行われ、1位通過した大原洋人、安室丈、伊東李安琉、上山キアヌ久里朱、川合美乃里、橋本恋、都築有夢路、脇田紗良が一足先にラウンド3への進出を決めた。
その後、12:45頃から試合はOn Hold(一時中断)。潮が上げてきた13:30にネクストコールとなり、13:50に試合が再開。
敗者復活戦となるラウンド2は20分、3人ヒートとなり、1~2位の選手がラウンド3へ進出。3位は13位で敗退となり、明日のファイナルデーを戦う男女各12名の選手が確定した。
明日はAM6:30ファーストコール。AM7:00 競技開始予定、 PM 15:00 表彰式予定。
■ラウンド3進出選手
男子
R3H1:大原洋人、平原颯馬、石川拳大
R3H2:安室丈、村上舜、大橋海人
R3H3:伊東李安琉、稲葉玲王、田中大貴
R3H4:上山キアヌ久里朱、新井洋人、加藤嵐
女子
R3H1: 川合美乃里、黒川日菜子、西元ジュリ梨乃
R3H2:橋本恋、中塩佳那、大村奈央
R3H3:都筑有夢路、松田詩野、 松岡亜音
R3H4:脇田紗良、野中美波、庵原美穂
ヒート表・詳細スケジュール・ライブ中継は公式サイトで。
ジャパンオープンオブサーフィン公式サイト:
https://japanopenofsurfing.jp/
なお本日のヒート終了後には、平井大のアコースティックライブも実施。これを目当てに夕方ごろから観客も増加し、 出場選手や観客それぞれが心地良い音楽とサンセットタイムを楽しんでいた。
今回のジャパンオープンは、五輪への選考会の1つとして位置づけられている一方で、五輪で行われる「サーフィンフェスティバル」を意識したような会場づくりもされていた。音楽ライブのほか、開会式での選手紹介や、各ヒート開始前の選手コール、飲食ブースなど、フェス的な賑わいが演出された。
このジャパンオープンは、5月6日から7日の2日間にわたって開催され、今年3月に行われた「サーフィン日本代表強化合宿」で選出された日本のトップ選手男女各16名が参加。優勝者は、五輪選考会も兼ねている9月の『ISAワールドサーフィンゲームス』の出場権を獲得する。