JPSA今シーズンのツアー戦中止を発表

6月26日、日本プロサーフィン連盟(JPSA)は、今シーズンのツアー開催中止を発表した。シード権は2021年度へ持ち越しとなり、今年は来シーズンのシード権に影響しない単独の大会のみ開催する予定。

開幕戦 バリ大会について

インドネシア・バリ島で開催予定となっていた開幕戦について、現地関係機関からの状況報告をもとに開催可否を検討してきたものの、海外への移動を伴う大会を安全に開催できる状況ではないとの判断から大会中止に。エントリー済みの選手には、別途キャンセル手続きについての案内が通知される。

8月以降のツアースケジュールについて

8月1日以降に予定されていたツアー戦は、予定していた試合数・期間での開催およびグランドチャンピオンの選出が困難との判断により、今シーズンのツアースケジュールに予定されていた試合をすべて中止に。

シード権について

2019年度のツアーランキングで確定した今シーズンのシード順位およびアマチュアシード権は、すべて2021年度へ持ち越しとなる。

今シーズンの大会開催について

シードランキングのポイント付与がなく、来シーズンのシード権に影響しない賞金が授与される単独の大会を、参加希望選手のみが出場する大会として開催予定。開催時期、場所、試合数や形式については、決まり次第発表される。

<細川理事長のコメント>
はじめに、新型コロナウィルス感染により影響を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
この度、苦渋の決断ではありますが、Japan Pro Surfing Tour 2020の全ての試合を中止する事と致しました。今シーズンのグランドチャンピオンを選出するツアー戦を楽しみにお待ちいただいておりましたファンの皆様をはじめとする、選手・関係者各位には大変申し訳なく思いますが、何とぞご理解の程お願い申し上げます。
今後は、社会情勢を注視しながら、限られた状況の中でプロサーファーたちの活躍の場を用意できるように準備を進めていきます。
引き続き、JPSAを何とぞよろしくお願い申し上げます。

(THE SURF NEWS編集部)

JPSA公式サイト:https://www.jpsa.com/official_call/2754/

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