ウイメンズラウンド2、男女クオーターファイナルが終了、男女ともセミファイナリストが出揃った。
メンズはセス・モニーツ、ノエ・マー・マクゴナグル、ライアン・カリナン、アレックス・リベイロ。ウイメンズはカーレ・ポップキ、黒川日菜子、橋本恋、松田詩野。
だいぶサイズダウン、セットの間隔も長くて、波質もトリッキー。サーフィンそのものより戦略が功を奏したヒート続出だったかな。
右の堤防脇、センター左の二手に分かれるマンオンマンってのもあって、右は来さえすればスコアラインに乗るいい波だけど、波数超少なめ、左はややワイドでサイズも少しダウン気味だけど、波数がある、さて、どっちとる? で人それぞれ。
ま、どっちにしても落ち着いて待って、来た波でミスしなかったほうが勝ってたかな。
メンズはもう戦略がきちんとできた人勝ちだったけど、ウイメンズはねぇ、なんか妙に点が高い選手がいて、ちゃんとターンの質の差を見てやってくれよ、と思うヒートがいくつかあった。川合美乃里、点高くない? ラウンド2の1ヒート目は誰がどう見たって野中美波と脇田沙良だったと思うよ。
脇田沙良のリップと、川合美乃里のリップはクオリティがまったく違うんだけど、同じに評価されてるようなスコアだったと思う。
世界を目指す日本女子トップといわれて久しい川合美乃里ではあるけど、小柄な日本人相手にやってる分には、体格もラインも大きいし、ダイナミックな感じがするけど、外人選手とやりあうにはサーフィンの大改造が必要だと思う。まぁ、国内の試合でリップのクオリティに点差を出さないから、美乃里だけじゃなくて、多くの日本人は海外に出て苦労するんだろうな。野中美波、松田詩野にもちょっと高い感じ。ま、パンチー、ってのを取ればあの点になるのか。
セミに残った選手は誰もが好調にここまで来ている選手なので、順当といえば順当といえるのかな。