3月21日から、千葉・一宮の釣ヶ崎海岸(通称:志田下)で「アジアオープン」の本戦が開幕。21日から22日の2日間にかけて、20歳以下のプロジュニアの大会が行われ、地元の岩見天獅と松岡亜音が優勝した。
地元一宮の岩見天獅が優勝
メンズサイドの初日はR2まで進行。村田嵐、伊東李安琉、金沢呂偉、矢作紋乃丞、平原颯馬、渡邉壱孔、松原渚生などが順当に翌日へ駒を進めた。
なかでも初日から際立っていた地元一宮の16歳、岩見天獅。初日に出場したR2では、シャープかつパワフルなターンで初日のハイエストスコア12.50を出し、危なげなくR3へ進出。
その後のラウンドでも全て10pt以上のヒートスコアを揃えてファイナルへ駒を進めた。ファイナルでは、寺田文太、藤本世音、矢作紋乃丞の3名が波周りに苦戦して7点台の持ち点が続くなか、岩見天獅は6.00と8.25の2本を揃え14.25で圧勝した。
ウィメンズは松岡亜音が優勝
ウィメンズの初日は、R1とR2のH4まで進行。脇田紗良が初日のハイエスト13.00を出して1位通過したほか、都築虹帆、馬庭彩、松田詩野、中塩佳那、松永莉奈、佐藤李、池田未来、松岡亜音などが2日目へ進出した。
ファイナルに駒を進めたのは、なかでも経験・実績ともに豊富な都築虹帆、脇田紗良、中塩佳那、松岡亜音の4名。なかなかアベレージスコア以上がでない試合展開が続くなか、2021年JPSAチャンピオンであり、先日の強化合宿でもトップ通過した松岡亜音が、1人4点台を揃えて優勝した。
これでチャレンジカップと、プロジュニアが終了し、残すはQS1000のみ。男女3名、女子4名のCS出場権をめぐって熾烈な争いが繰り広げられることは間違いない。明日3月23日のファーストコールは午前7:30。
LIVE放送やヒート表は公式サイトにて。
QS1000男子 https://www.worldsurfleague.com/events/2022/mqs/3972/asia-open
QS1000女子 https://www.worldsurfleague.com/events/2022/wqs/3974/Asia-Open
(THE SURF NEWS編集部)