チャンピオンシップツアー(CT)への登竜門となるチャレンジャーシリーズ(CS)の開幕を5月7日に控え、CSに参戦予定だった松田詩野が、サーフィンの練習中に右肩を痛め手術を行ったことを、4月10日、自身のInstagramで報告した。
また、既に手術は無事に終わり経過は良好なものの、5月からのCSには参加出来ないことも併せて伝えている。
「ーご報告ー
Instagram @shinomatsuda
サーフィンの練習中に肩を痛めてしまい、過去にも脱臼したことがありドクターとトレーナーと話し合い手術する事になりました。
今は無事手術も終わって、退院して経過は良好です。
手術によって5月から始まるCSに出れないことは悔しいですが、今までのように起こる事全てに意味があると信じてポジティブに受け止め、また海に戻った時には必ず前よりも強くなった自分になります。
いつもサポート、応援してくださっている皆様ありがとうございます。リハビリやトレーニングを頑張って100%の状態で戻ります!」
松田詩野は、先月行われたQS1000「アジアオープン」でCS出場権が得られる上位4名入りを逃したが、昨年のCSランキングで日本選手最上位だったことから、今シーズンのCSにワイルドカードでの出場が決まっていた。
マネジメント会社によれば、2019年頃から複数回にわたって肩の脱臼をしており、今後のCTやオリンピックを見据えて早めに直しておきたいと今回手術に踏み切ったという。復帰時期は公表していないが、5月7~15日のCS第1戦ゴールドコースト、5月17~24日のマンリーは既に欠場を決めているとのこと。
QS1000「アジアオープン」でCS出場権を得た女子5名、男子4名のうち、松田詩野のほか、村上舜も踵の骨折によりオーストラリアでのCS第1~2戦の欠場を表明している。その空き枠がどのように決定されるのか公式発表はないが、大原洋人は自身のInstagramで「CSオーストラリア出れるようになった」と伝えている。
(THE SURF NEWS編集部)