JPSAショートボード第2戦『新島プロ』を制したのは?

4月にロングボード併催で開催されたJPSAショートボードの第2戦『新島プロ』が8月25日〜27日に新島の淡井浦海岸で開催。
新島、宮崎とシリーズ化された『シニアプロ新島』、特別戦の『マスタープロ』も併催。

宮崎ではNSA『第56回全日本サーフィン選手権大会』が行われるなど過去最高に熱かったこの夏の総括となるような1週間だった。

ちなみに新島へは東京の竹芝客船ターミナルから高速ジェットで最短2時間20分。昔からサーファーの島と呼ばれるほど美しく魅力的な島。
ボードチャージもショートボード、ボディーボードは片道1,000円(ロングボードはジェット船不可)と安いので、トリップの行き先として考えてみては?

(JPSAの海洋環境保全活動のプロジェクト、ReWave)

シニア&マスタープロは牛越峰統、岡野教彦が優勝

(『シニアプロ新島』を制した牛越峰統)

『新島プロ』開催の前日、8月24日に行われたシニア&マスタープロ。

まず『シニアプロ新島』の方は牛越峰統、浦山哲也、関谷利博、進藤晃の4名がファイナルに残り、昨年の田原に続き牛越峰統が優勝。
新島は23歳の時にJPSAで初優勝を決めた思い入れのある場所で、イベント前にも新島でトレーニングを積んでいたそうだ。

特別戦のマスタープロは岡野教彦、河村正美、川井幹雄が争い、序盤からリズム良く波を掴んだ岡野教彦が2018年の新島以来の勝利を獲得した。

『シニアプロ新島』結果
1位 牛越峰統
2位 浦山哲也
3位 関谷利博
4位 進藤晃

『マスタープロ新島』結果
1位 岡野教彦
2位 河村正美
3位 川井幹雄

(牛越峰統)
(『マスタープロ新島』出場者)
(『マスタープロ新島』を制した岡野教彦)

メンズは金沢呂偉がJPSA初優勝

(金沢呂偉)

メンズは開幕戦で優勝した西優司がR2で敗退。
2位だった岩見天獅は8月のカリフォルニアでエアーの着地の際に腰を痛めてしまい、今回は欠場した。
9月1日〜4日に静岡の御前崎で開催される『White Buffalo Omaezaki Pro Junior』には出場する予定。

ファイナルは金沢呂偉、増田来希、塚本勇太、西慶司郎の4名の争いとなり、1本目で6.83を出してバックアップスコアを重ねた金沢呂偉がリード。
後半には金沢呂偉が5.60をマークして2位の増田来希との差を広げてJPSA初優勝を成し遂げた。

(金沢呂偉)
(増田来希)
(塚本勇太)
(西慶司郎)

中塩佳那がJPSA2連勝でグラチャンに王手

(中塩佳那)

ウィメンズのファイナリストは中塩佳那、川合美乃里、都築虹帆、浅野こなみの4名。

開幕戦を制した中塩佳那はイベント初日からハイエストスコアを出すなど絶好調。
ファイナルでも序盤からコンスタントにスコアを重ねて主導権を握り、追い上げてきた川合美乃里をかわして開幕戦に続き、JPSA2連勝。

自身のInstagramでは、「優勝しましたー。2戦連続優勝できて嬉しいです。次の茨城でグランドチャンピオン確定させます。サポートしてくださっているスポンサーの皆さん、家族、友達。沢山の応援ありがとうございました」とポスト。
オニールのチームメイト、金沢呂偉の勝利を喜び、親友の松岡亜音に対するコメントも残している。

次のJPSAショートボード第3戦は9月6日〜8日。
茨城県、大洗の磯場ポイントを舞台とした『第26回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯』

(中塩佳那)
(川合美乃里)
(都築虹帆)
(浅野こなみ)

JPSAショートボード第2戦
『新島プロ』結果
1位 金沢呂偉
2位 増田来希
3位 塚本勇太
4位 西慶司郎

女子
1位 中塩佳那
2位 川合美乃里
3位 都築虹帆
4位 浅野こなみ

JPSA公式サイト:http://www.jpsa.com/

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)

(空海)

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