全5戦で争われる2023年JPSAショートボードシリーズの開幕戦『さわかみ 種子島プロ』がロングボード、シニアプロと同会場の種子島の最南端、JAXA種子島宇宙センターに近い、竹崎海岸で開催され、4月13日に終了した。
種子島でのJPSA開催はロングボードが初。ショートボードは2017年〜2019年に種子島のハイシーズンとなる秋に開催されており、安井拓海、河谷佐助、西修司。女子は橋本恋、脇田沙良、庵原美穂が優勝している。
この3年間は台風のウネリがヒットして会場を移動したこともあったほどだった。
4年ぶりの開催は時期が悪く、期間中はスモールコンディションが続いたが、最終日前日にはムネ前後まで波が上がり、無事にイベントは終了した。
男子は西慶司郎が逆転優勝
最終日はセットでコシ〜ハラサイズ。
男子は西慶司郎と加藤翔平がファイナルに残り、シーソーゲームで加藤翔平が後半にリード。エアーリバースまでメイクするが、終了間際に西慶司郎がバックサイドで6.50を出して逆転に成功した。
西慶司郎は昨年の茨城大洗戦以来の優勝で、まずはランキングトップに立った。
女子は野中美波が優勝
女子は昨年全5戦全てで優勝した中塩佳那が川合美乃里とのSFで敗退。
SFで8.50のハイエストスコアを出して川瀬心那を倒した野中美波とのファイナルになった。
ミドルスコア勝負の中、野中美波は後半に8.25を出してトータル14.75。
川合美乃里も7.50を返すが、逆転には至らず、野中美波が2019年の伊豆戦以来の優勝を決めた。
野中美波はこの後、CS参加のためにオーストラリアへ向かい、その後もCTを目指して海外を転戦することになる。
次の第2戦は5月29日〜6月1日(予備日2日)に新島で開催される『新島プロ』
その前にはロングボードの第2戦『さわかみ千倉プロ』が5月11日〜13日(予備日14日)に千葉の千倉で開催される。
JPSAショートボード第1戦
『さわかみ 種子島プロ』結果
1位 西慶司郎
2位 加藤翔平
3位 金沢呂偉、須田喬士郎
女子
1位 野中美波
2位 川合美乃里
3位 川瀬心那、中塩佳那
JPSA公式サイト:http://www.jpsa.com/
(空海)