2024年からJPSA改めS.LEAGUEとして始動する日本のプロサーフィンツアー。
本戦は8月の茨城からとまだ先だが、その前に千葉でプロトライアルが2戦行われる。
第1戦は千葉県大網白里市の白里海岸で4月24日、25日に開催され、ショートボード6名。
ロングボード3名が公認プロ資格を獲得した。
公認プロ資格の条件
トライアルで勝ち、本戦出場で7ポイント以上、もしくはトータル11ポイント以上。
もしくはトップシードのラウンドを勝ち上がるという昨年までの公認プロ資格の条件と変わり、今年のプロトライアルはショートボードが上位4名、女子が上位2名。
ロングボードが上位2名、女子が上位1名。
スコアによる公認プロ資格獲得はなくなった。
ロングボード3名
初日の白里海岸はサイズこそあったが、オンショアが強く、雨も降る難しいコンディション。
1ヒート15分、マキシマムウェーブなし。ダブルバンクでショートボード、ロングボード共にR1から始まり、ロングボードは一気にファイナルまで進行して3名が公認プロ資格を獲得した。
男子は森下波瑠、植草祥悟の2名。
森下波瑠はショートボードのプロでもあり、二刀流になる。
女子は原田來愛の1名。
14歳とロングボードでは若いプロが誕生した。
ショートボード6名
2日目はショートボードのR2からファイナル(男子はR5)までが行われ、6名が公認プロ資格を獲得した。
朝は前日のオンショアがおさまり、グッドコンディションからのスタートになり、日中は風の影響で悪化傾向と波の変化への対応も求められた。
女子は上門涼風、木津優芽、清水心春がファイナルに残り、清水ひなたが優勝。
彼女はすでにプロの清水ひなのと双子で、16歳。オリンピックジュニア強化指定選手でもある。
2位は13歳の木津優芽。
この2名が公認プロ資格を獲得した。
男子はR5が2ヒート行われ、上位2名が公認プロ資格を獲得。
父親がオーストラリア人、母親が日本人のリビィ助主亜。
秋山大晴。松永大輝、松永莉奈の兄弟、松永健新。
松野杏莉の弟、松野太郎。
以上、4名が公認プロ資格を獲得した。
なお、五十嵐カノア の弟、五十嵐キアヌが参加していたが、R1で3位敗退となった。
プロトライアル第2戦は千葉県旭市井戸野浜海岸(旧かんぽ)で5月29日〜30日に開催予定。
4月27日の時点でまだJPSAが主催で、エントリーは4月29日から開始される。
JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/
JPSA公式Instagram
https://www.instagram.com/jpsaofficial/
S.LEAGUE公式サイト
https://sleague.jp/
S.LEAGUE公式Instagram
https://www.instagram.com/s.leagueofficial/
(空海)