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松岡亜音&小林桂が優勝!QS3,000『whitebuffalo OMAEZAKI Pro』

静岡、宮崎2戦と9月の連戦のファーストイベント、QS3,000『whitebuffalo OMAEZAKI Pro』が静岡県御前崎市ロングビーチで開催され、9月8日にファイナルデイを迎えた。

男女共にSFとファイナル、合計6ヒートが行われたファイナルデイのコンディションは前日と同じコシ〜ハラサイズで、弱い南西のオンショア。
波数が少なく、難しい戦いを強いられていた。

カレントリーダーを倒した松岡亜音

(松岡亜音) WSL 御前崎プロ実行委員会 提供

女子は松岡亜音、池田美来、野中美波、中塩佳那がファイナルデイに残り、松岡亜音が野中美波、池田美来が中塩佳那を倒してファイナル進出。
松岡亜音は7.00、池田美来は7.50とこの日の女子ハイエストを出していた。

SFでは共にスコアを伸ばしていた両者だったが、ファイナルは3〜5ポイント台の勝負。
一本目で5.75をスコアした松岡亜音が主導権を握り、終盤には4.50とバックアップを伸ばして快勝。

(池田美来) WSL 御前崎プロ実行委員会 提供

優勝した松岡亜音、2シーズン目のCSではまだ思うような結果を残せていないが、QSではオーストラリアのQS5,000『Newcastle Racecourse Women’s Pro』で5位。
昨年はインドネシアでのQS5,000『Krui Pro』、フィリピンでのQS3,000『Siargao International Surfing Cup』で優勝。
ベルズでのCTトライアルでファイナル進出、ブラジルでの『ISA World Junior Surfing Championship』ではU18ガールズで日本人女性初の金メダルを獲得するなどビーチブレイクでもリーフブレイクでも強い選手である。

まだ18歳で可能性は無限大。
ファイナルを戦い、アジアリージョナルのカレントリーダーの座を固めた16歳の池田美来も来年はCS入りする可能性が高く、他選手と共に日本の女子サーフィンのハードルを上げてくるだろう。

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QS3,000初優勝の小林桂

(小林桂) WSL 御前崎プロ実行委員会 提供

男子でファイナルデイに残ったのはカリフォルニアから参戦した小林桂、若手の長沢侑磨、渡辺壱孔。中堅で2015年のJPSAグランドチャンピオンの仲村拓久未。

SFは長沢侑磨が仲村拓久未、小林桂が渡辺壱孔を倒してファイナル進出を決めた。
渡辺壱孔は大きなエアーで7.00とこの日の男子ハイエストを出したが、バックアップスコアが足りなかった。

(長沢侑磨)
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ファイナルは合計16本と波に乗りまくってリズムを掴んでいった小林桂に対して長沢侑磨はじっくりと波を待つ戦略。
6.50と4.90を揃えた小林桂がトータル11.40で優勝。

今回、リージョナルが違うのでポイントには関係しないが、3,000イベントでは初の優勝を決めた。

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25歳、サンクレメンテ在住の小林桂はクオリファイを目指して精力的にトレーニングを積んでいる。
普段はサンクレメンテのメインであり、『WSL Finals』の開催地でもあるローワー・トラッセルズだけではなく、混雑が少ないビーチブレイクでもサーフィンをしているため、今回のような日本のスモールウェーブでもすぐに対応できたそうだ。

現在、北米リージョナルではQS17位。
2022年に一度だけCSを回るも結果は出せなかったが、この優勝で流れが変わる可能性もある。

Instagramの他、YouTubeで活動を更新し続けているので、要チェック!

9月の3連戦の次のイベントは宮崎県宮崎市木崎浜で9月11日〜14日に開催されるQS3,000『IBK Miyazaki Pro』、プロジュニア『IBK Miyazaki Pro Junior』
翌週にはQS3,000『IBK Hyuga Pro』、プロジュニア『IBK Hyuga Pro Junior』が宮崎県日向市お倉ヶ浜で開催される。

『whitebuffalo OMAEZAKI Pro』結果

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1位 小林桂(USA)
2位 長沢侑磨(JPN)
3位 仲村拓久未(JPN)、渡辺壱孔(JPN)

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ウィメンズ
1位 松岡亜音(JPN)
2位 池田美来(JPN)
3位 野中美波(JPN)、中塩佳那(JPN)

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ハイエストポイント賞
小林桂、野中美波

『whitebuffalo OMAEZAKI Pro』公式サイト
https://www.omaezakipro.com/

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(空海)

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