S.LEAGUEショートボード第2戦『さわかみ伊豆下田プロ』を制したのは?

10月17日〜20日に伊豆の多々戸でS.LEAGUEショートボード第2戦『さわかみ伊豆下田プロ』が開催。

期間中はスモールコンディションが続き、風の影響も入った難しいコンディションだったが、潮の動きや、ダブルバンク利用などで無事に終了した。

なお、大洗で2位だった西慶司郎はCS出場のためにスキップ。
3位だった稲葉玲王も欠場していた。

小林桂 vs 足立海世

男子は2018年、2019年に白浜と多々戸で開催されたJPSAで優勝していた小林桂と伊豆ローカルの足立海世がファイナルに進出。

小林桂がミドルスコアを重ねて主導権を握り、7.00とファイナルのハイエストを出し、更にバックアップスコアも6.60に伸ばしてトータル13.60 vs 12.15で圧勝した。

今年9月のQS3,000『whitebuffalo OMAEZAKI Pro』で優勝した時と同じマジックボードを使用した小林桂。
北米リージョナルのQS出場と共にS.LEAGUEの試合にも参加してグランドチャンピオンを狙うと話していた。

中塩佳那 vs 川瀬心那

女子は開幕戦の大洗に続き、中塩佳那 vs 川瀬心那のファイナルとなった。

ミドルスコア勝負の中、6.25と6.75をまとめた中塩佳那がトータル13.00 vs 8.70で圧勝。

宮城県出身の中塩佳那、三重県出身の川瀬心那は共に2004年生まれの20歳。
フロントサイドでは大きなスプレーを上げるパワーサーフィン、バックサイドでは縦へのバーディカルなリップと難しいスモールウェーブを攻略していた。

マスターズ

マスターズは2024年12月31日時点の満45歳以上、日本国籍という条件でトライアルを行い、前田淳、五来潤、澤井革、柿内聖文、山田桂司 、宍戸健太 、佐藤千尋、脇田貴之、小林寛の9名が本戦に出場。

前田淳、五来潤、澤井革、山田桂司、佐藤千尋、脇田貴之の6名が本戦のR1を勝ち上がり、公認マスターズプロ登録資格を獲得した。

更に山田桂司、佐藤千尋、脇田貴之はファイナルにも進出。
伊豆ローカルの今村厚が加わった4人ヒートは4〜5ポイント台の応酬で進行したが、マスターズでは初のエアリアルをメイクした佐藤千尋が6.50を出し、トータル11.65で逆転優勝を決めた。

S.LEAGUEショートボード第3戦は11月21日〜24日(予備日25日に鴨川マルキで開催される。

『さわかみ伊豆下田プロ』結果
1位 小林桂
2位 足立海世
3位 川俣海徳、鈴木仁

女子
1位 中塩佳那
2位 川瀬心那
3位 川合美乃里、松野杏莉

マスターズ
1位 佐藤千尋
2位 山田桂司
3位 今村厚
4位 脇田貴之

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(空海)

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