Photo:© WSL

WSLのエアリアル・スペシャルシリーズ『Red Bull Airborne』開催決定!

世界最高峰のチャンピオンシップツアーを運営するWSL(World Surf League/アメリカ・カリフォルニア)は、エアリアルに特化した3イベントをスペシャルシリーズ『Red Bull Airborne』として開催することを発表。

昨年のフランスで試験的に行われた『Red Bull Airborne』が成功を収めたことを受け、今年は3箇所でのイベントがシリーズ化された。

開催地は、オーストラリア・ゴールドコースト、バリ島・クラマス、フランス・ホセゴー。

2019年『Red Bull Airborne』スケジュール

場所:オーストラリア・ゴールドコースト
期間:4月3日〜9日

場所:バリ島・クラマス
期間:5月13日〜19日

場所:フランス・ホセゴー
期間:10月3日〜9日

WSLとRed Bullが提携

「Red Bullのサポートのおかげでゴールドコースト、クラマス、ホセゴーでRed Bull Airborneが開催可能になりました。更にこのパートナーシップを通じて、Red BullはWSLのCTとビッグウェーブツアーにおいて、選手とファンどちらにも活気を与えてくれるでしょう。Red Bullと密接に協力し合うことで、彼らの技術革新とサポートが私達のスポーツをより良いものにしてくれるでしょう。」
WSLのCEO ソフィー・ゴールドシュミット

『Red Bull Airborne』のシリーズはWSLとRed Bullがグローバルパートナーシップを締結して開催され、2021年までの3年間、CT、BWT、ビッグウェーブアワードの公式エナジードリンクになる。

WSLとRed Bullの提携により、WSLイベントで視聴者のための新しいオリジナルコンテンツの提供を始め、CTや『Red Bull Airborne』の会場に集まったファンのためにもイベントを企画する。更に選手にトレーニングの設備も提供する。

Red Bull Airborne開催概要

『Red Bull Airborne』はCTの最中に7日間のウェイティングピリオドを設けて開催される。

参加選手

参加する選手は18名。
まだ選手は公表されていないが、昨年のフランスでのイベント参加者は以下の通り。

チッパ・ウィルソン(AUS)、アルビー・レイヤー(HAW)、マイキー・ライト(AUS)、マット・メオラ(HAW)、ノア・ディーン(AUS)、メイソン・ホー(HAW)。
CT選手からはフィリッペ・トレド、イタロ・フェレイラ(BRA)、ジョーディ・スミス(ZAF)、グリフィン・コラピント(USA)、ヤゴ・ドラ(BRA)が参加していた。

フォーマット

R1は6名の選手によって行われ、上位2名が勝ち上がり、6名によってファイナルが行われるフォーマット。
合計4ヒートなので、数時間で勝負は決まる。

昨年同様にイベントのコンテストディレクターはツアーを引退したジョシュ・カーが務める。
彼は元CT選手であり、サーフィンの歴史の中で最も革新的なエアリアルのスペシャリストの一人。

 

モータースポーツから、飛行機を利用したエアーレース、ヨットなど、数多くのエクストリームスポーツを手がける『Red Bull』。今回の提携は、WSLにとって、『Red Bull Airborne』のシリーズ化に留まらず、更にエンターテインメント性を高め、ファンの拡大に繋げる契機となるだろう。

『Red Bull Airborne』の開幕戦は、オーストラリア・ゴールドコーストのCT開幕戦『Quiksilver Pro Gold Coast』&『Boost Mobile Pro Gold Coast』の中で行われる。

参考記事「World Surf League Launches Red Bull Airborne Series|World Surf League

(空海)

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