チームジャパンの参加によって日本でも例年より注目されている今年の『Da Hui Backdoor Shootout』
ノースショアのブランド「Da Hui」が主催、4名一組のチームが同時に海に入り、争うことなくバックドア、パイプラインのバレルライドに集中。
どんなに上手くてもここで認められたサーファーしか参加出来ない究極のローカルコンテストで、コンテストジャージでさえ無い。
脇田貴之、大野修聖、堀口真平、松岡慧斗のチームジャパン。
コンテスト3日目は特に松岡慧斗のパイプラインでのバレルが素晴らしかったが、翌日の4日目、R4は前日より更にパイプラインのコンディションが整い、またしても松岡慧斗がパイプラインで魅せた!
10ftオーバーのパイプライン。ジョン・ジョン・フローレンスと同じPyzel Surfboardsを使用している松岡慧斗。
最高のポジションからのテイクオフ、体と足を巧みに利用したストールにグラブレールでカーテンに包まれた後、絶妙なタイミングで姿を現した。
『Da Hui Backdoor Shootout』はパーフェクトが10ではなく、12。
そして、松岡慧斗のこのライディングのスコアは11。
これはJOBことジェイミー・オブライエン、コア・ロスマン、リーフ・マッキントッシュ、メイソン・ホー、セス・モニーツ、その他大勢の強豪を抑えてのハイエストスコアだ。
海から上がってカメラに向かって笑顔で挨拶をしていたその顔は自信に満ち溢れていた。
現地時間1月13日のノースショアにはワイメアカインドの北西ウネリが入り、14日にピークを迎える予想。
フェイスで35-55ftと冬のノースショアでも最大級だ。
このウネリが落ち着いたタイミングでイベントは再開されるだろう。
追記:この11ポイントのライディングは後日ノースショアの映像コンテスト『O’Neill Wave of the Winter』にノミネートされた。
日本人としては脇田泰地に続く今シーズン二人目。