宮崎・木崎浜で開催されている『2019 ISAワールドサーフィンゲームス』に参戦するため来日しているブラジルのガブリエル・メディナ。
本大会は2020年東京五輪の出場選考大会のひとつであるが、ブラジル・アメリカ・オーストラリアなど複数のCT選手がいる国にとっては、より優先度の高い2019年CTランキングからの選出となるため、本大会は「出場必須」とされているだけで試合結果は実質関係ない。
WSLのチャンピオンシップツアー(CT)で、2014年・2018年とワールドタイトルを獲得しており、アマチュア時代はISAジュニア世界選手権で優勝経験もあるガブリエル・メディナだが、今大会にはどのような気持ちで挑んでいるのだろうか。大会会場でショートインタビューをした。
木崎浜の波はどう?
試合とフリーサーフィンで何回か入ったけど、楽しいね。コンテスト序盤はサイズがなかったけど、ファイナルにかけて波がよくなるみたいだから楽しみ。
ブラジル代表の男子は3人ともCTでよく戦っていると思うけど、ひとつのチームとして戦うのはどんな気持ち?
いつものCTと違う感覚だけどすごく楽しいよ。お互いをサポートしあったりして、僕はこのISAの試合は好きだよ。世界中のいろんな国の人がこの試合に参加して本当に素敵だと思う。
サーフランチの「Founders’ Cup」でもチームブラジルとして出場していたいたよね。
そうだね、ファウンダーズカップとこの大会は似ていると思う。
この間フリッペと話してたんだけど、こんな感じの大きな大会がもっとあったらいいな。オリンピックみたいな感じというか。こういうチームで戦う試合がもっと増えたらいいなと思う。
ISAのヒート時間やリパチャージフォーマットはどう?
ヒート時間がいつも戦っているCTよりすごい短くて、どんどんと速く進む。
ヒートの早い段階で2本決める必要があるけど、20分しかないから、あんまりいい波を待っていられなくて、波を選ぶのが難しいんだ。
まだ100%を出さなくてもよいコンテストの最初の方で、このフォーマットに慣れなきゃね。
空港で会ったとき「日本に来るのは初めて」って言ってたけど、宮崎はどう?
日本に初めて来たけど、すごく楽しんでる。たくさんサーフィンをして、いろんな場所に行って、あと宮崎の人たちもすごい素敵。
宮崎牛を食べて、本当にすごい美味しかった!シュラスコっていうブラジリアンバーベキューが大好きなんだけど、それに似てたかな。
最後にこの大会の目標を一言!
最大の目標はもちろん優勝すること。試合では、いつも勝つことだけが目標だよ。いい波が届くように祈って、優勝できるように頑張るよ!
(THE SURF NEWS編集部)