2017年1月〜2018年2月の長いウェイティングピリオドを設けて行われるWSLのBWT(ビッグウェーブツアー)が終了。ハワイアンのビリー・ケンパーが初のワールドタイトルを獲得した。
今シーズンは3イベントが行われ、ビリーは、『Puerto Escondido Challenge』で4位、『Pe’ahi Challenge』と『Nazaré Challenge』で2位だった。
「タイトルの知らせを聞いた時、本当に嬉しかった。最高の気分さ。大きなアップダウンがあった感情的な年だった。プエルトリコのコンテストの数週間後に二人目の子供を授かり、すくすくと健康に育っている。その一方で母親がステージ4の癌と戦っているんだ。誰もが嫌になるような苦しみさ。癌を全て取り除いて生きて欲しいと自分は強く願っているよ。このワールドタイトルは彼女に捧げる。彼女こそがワールドチャンピオンなんだ。本当に感謝している」
■Puerto Escondido Challenge
(プエルト・エスコンディード、2017年5月1日-7月31日)
1位 イアン・ウォルシュ(HAW)
2位 ジェイミー・ミッチェル(AUS)
3位 トム・ロウ(GBR)
4位 ビリー・ケンパー(HAW)
■Pe’ahi Challenge
(マウイ島、2017年10月15日-28日)
1位 イアン・ウォルシュ(HAW)
2位 ビリー・ケンパー(HAW)
3位 マクアカイ・ロスマン(HAW)
4位 カイ・レニー(HAW)
■Nazaré Challenge
(ポルトガル、2017年10月17日-2018年2月28日)
1位 ルーカス・チアンカ(BRA)
2位 ビリー・ケンパー(HAW)
3位 ナチョ・ゴンザレス(EUK)
4位 カイ・レニー(HAW)
(THE SURF NEWS編集部)
COVER PHOTO:Pe’ahi Challengeでのビリー・ケンパー (C)WSL / RICHARD HALLMAN