ワイメアのコンテストと言えば、伝説のウォーターマン、エディ・アイカウに敬意を表した『THE EDDIE』が最も有名だが、昨年もう一つのコンテストがRed Bul主催で誕生。
それは近年のウィメンズサーフィンのレベルアップを象徴するような女性限定のビッグウェーブコンテスト『Red Bull Queen of the Bay』だ。
2019年は『THE EDDIE』同様に条件が揃わずに見送り。
2020年は10月1日〜11月21日に開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で再びロックダウンしているハワイのガイドラインに従い、映像形式でのコンテストに変更すると発表があった。
コンテスト開催の条件は最低でもハワイアンスケールで18ftのウネリが必要。
20ftオーバーが開催の条件である『THE EDDIE』と比べても引けを取らないイベントになりそうだ。
コンテストディレクターのベティ・デポリトはリアルイベントから映像形式への変更について以下のようなコメントを残している。
「私達は新型コロナウイルスの世界的な最新情報を注意深く監視しており、今年は’Red Bull Queen of the Bay’が開催出来ると期待していたけど、2020年は別の計画に変更するわ。’Red Bull Queen of the Bay’の当初のビジョンである特大サイズのウネリが入ったワイメアベイをウィメンズサーファーだけで独占出来る機会を得られたことは嬉しい。この冬、ビッグウェーブサーフィンのファンを興奮させることが出来ると思っているわ」
ワイメアでのウィメンズコンテストは2017年8月に計画が最初に発表され、Red Bullが公式スポンサーとして名乗りを上げた経緯があるが、まだ一度も開催には至っていない。
2020年は映像形式というニューノーマルのプラットフォームとなり、2021年にはリアルイベントへのシフトを期待している。
映像形式で行われる予定の『Red Bull Queen of the Bay』
フォーマットの詳細はまだ発表されていない。
(空海)