F+(エフプラス)
討論、ディベートってアメリカじゃよく使われる言葉で、大統領選とかでよく聞くよね。日本でもあるかね、党首討論とか。子供のころからディベートの授業とかあって、意見の主張とかすごいわけで、その辺は日本人の文化と大きく違うかな、といつも思う。私の友人のひとりはカレッジでディベート専攻したとかで、まぁよく頭が回るというか舌が回るというか、本当にああいえば上祐。上祐さんお元気でしょうか。
日本だとどういう風に相手を論破する、みたいなことってあまり考えないし、教わらないし、論破するよりは根回しする、という方向だから、言いたいこと言っちゃうのはダメ、みたいな感じだけど、アメリカじゃ言いたいことが言えないのはダメ、なわけだから、そこ違うといろんなところで違うよなぁ、と思う。
しかし、考えてみたらすでに1年ぐらい外国行ってないわけで、非常に快適なマイカントリー、マイホーム生活だけど、感覚的にはいいのかな、こんなんで、って感覚でもある。意外なネガティブ面として、ずっと家にいるので光熱費が意外にかかることが発覚したぐらい。まぁ、私も犬猫も幸せだからいいか(笑)。
ロス、ミック第4回。ただあらすじってのも芸がないので、今回からユキさんの意見も参加(笑)。
1:ワールドタイトルを決めるWSLファイナルズについて
ミックは「パイプのイタロ対ガブのような興奮が毎回あるので、いいアイデアだと思う」。
ロスは「う~ん、ビミョ~。注目は集めるだろうけど、たった一日ってのがイマイチ。数日かけるほうがまだいい」。
私はロス派、というより、目指せスーパーボール的なのはどうもなぁ。トラッスルズのコンディションによる運不運は避けられないだろうし、それをある意味何とか解消するためのいろんな会場での年間ツアーだからねぇ。年間ツアーでたった一日のその日に調子いい人がワールドチャンピオンって、受け入れられない。
2:ツアーの人数を減らすのをどう思うか
ロスは「ワンスウェル、2日で試合が終われる人数まで少し減らすほうがいいと思うけど、20人以下にまで減らすのは疑問」。
ミックは「人数を減らすのではなく、敗者復活ラウンドをやめればいいという意見。3人ヒートとマンオンマンは戦略的に全く違うので、すべてマンオンマンのサドンデスでいい」という考え。「女子は逆にそのレベルの上がり方を考慮すると、少し増やしてもいいかもしれない」と。
私は、敗者復活いらない派。勝負ごとにチャンスは2度ないと思う。ヒート運も勝負のうちかな、と。
3:ウエイブプールの将来は?
いつか海から遠いエリアの、海を知らないプール育ちのサーファーがCT入りすることがあるだろうか?
ミックは「5年、10年、15年、何年かかるかわからないけど、そうなることを願う。そのストーリーはすごいもんだ。ただ両親はだいぶプール代を使うことになる」と。ロスも同じ。「ただ海のことを学ばなくてはならないけど」という。
私は間違いなくプールでしかサーフィンしたことがないサーファーは出てくると思う、というか、日本で昔プールがたくさんできた第1次プールブームの時、実際にそういうサーファーは出ていたので。
4:この先のサーフボードの素材等の進化について
ロスは「変わると思う」と言い、カーボン押し。「ジョンジョンやほかのツアー選手は5セッションぐらいで今のポリエステルの板はボコボコになる、だからマジックボードは温存しなくちゃならないけど、もっと耐久性のある素材だったら安心。なにか1~2年持つものが出てくる」という意見。
ミックはその意見に反対。変わらない派。「1981年から現在まで、ポリエステルに木のストリンガー、3本フィンは変わっていない。いろんなブームがあって、エポキシとかもあったけど、結局軽すぎるとか問題があって淘汰されてる。あと50年ぐらいは変わらないんじゃないか」と。
私はどうでもいいけど5セッションで板が使えなくなるレベルの人と、一般に流通する板を同じに考えて素材を決めるのは乱暴だよな、と思う。
5:ゲストのトム・カレン登場
板の話を継続したけど、まぁ、トムはもっといろんな板の可能性を試してもいいという論調。
そんなことよりなにより、なんかトム、すごく年取っちゃったなぁ、と思った。最近リリースされたフリースクラバーってリップカールの映像の話もしてたけど、相変わらずのマイワールドというか、イッちゃってる感じというか、でもこの人のこれはこれが普通なんで、あまり考えないほうがいい。そうは思うものの、サーフィンはしてるなぁ、という感じだった。映像で見るトムのサーフィンは今でも日々サーフィンしてる人のものだし、美しいスタイルって永遠なんだな、と。永遠のサーファー、カーバーですね。
相変わらずの人気。ロスとミックの第3回3万回視聴に対し、フリースクラバー71万回視聴って、恐るべしレジェンドだな。視聴者のコメントとかも熱いし。カレンフォーエバー。