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ガブリエル・メディナが新コーチを探し中!?

ケリー・スレーターのような特殊な選手を除くと今やほとんどのCT選手がコーチを雇っている。

スーパーコーチとまで言われたマイクロことグレン・ホールを始め、マイク・パーソンズ、ジョン・ジョン・フローレンス専属のロス・ウィリアムスや、コロナをきっかけにコーチ業を引退したスネークことジェイク・パターソンなどは自身もCT選手だったために何かと話題になることが多い。

その一方、ガブリエル・メディナ、フィリッペ・トレドのように父親がコーチをする少数派もいる。
特にガブリエルの継父チャーリーは2度のワールドタイトルに大きく貢献した名コーチとも言えるし、精神的にも支えになっているようだ。

(すでにISAジュニアでブラジル代表の実力を持つソフィア・メディナ)
PHOTO: ISA / Ben Reed

そんなチャーリーは、これまでガブリエルがいつか独り立ちできるように育ててきて、今年から彼のコーチを止めると言われている。今後は、ガブリエルの妹でISAのワールドジュニアでブラジル代表にも選ばれた経験があるソフィア・メディナのコーチに専念するという。

また、ガブリエルが女優&モデルのヤスミン・ブルネットと結婚したことも大きな理由とされている。

4月1日から開幕するCTオーストラリアレッグのためのチャーター便にもチャーリーは乗っていなかったそうだ。

ガブリエルとチャーリーの関係

(初のワールドタイトルを獲得した時もチャーリーが一番側にいた)
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ガブリエルの母親と実父はガブリエルが幼い頃に離婚。
母親はサーフショップを経営していたチャーリーと出会い、のちに再婚した。
チャーリーはガブリエルとの絆を深めるためにサーフィンを教え、その才能に惚れ込んでエネルギーを注いでいる内に自然に現在のようなコーチと選手の関係を築いた。

海で猛獣のようなガブリエルと冷静な判断でそれをコントロールするチャーリーのコンビはジュニア時代から現在に至るまで数々のタイトルを獲得。
2014年にブラジリアンとして初のワールドタイトルを獲得した時も2度目の2018年の時も常に二人は一緒だった。

優秀なブレーンは時に常人を驚かせるような戦略をする。

最近では2019年のパイプマスターズ、ワールドタイトルがかかったカイオ・イベリとのヒートで故意にドロップインすることを指示。
インターフェアで減点をとられながらも総合的なスコアでは上回ることを瞬時に計算したチャーリーの判断は賛否両論ありながらも絶賛する声もあった。

新コーチは誰?

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2021年のタイトルレースに向けてすでにオーストラリアで自己隔離中のガブリエル。

開幕戦で優勝した2014年を除くとファイナル進出が一度もないオーストラリアレッグを克服するためのコーチとして引退したスネークを引き戻すのでは?という噂もある。
また、「RipCurl」繋がりで、2016年にウィルコを開幕戦から2連勝に導いたマイクロが適任という意見もあるし、あるいはサーファー以外の名コーチを探し出すのかもしれない。

4月にはその答えが出ているだろう。

(空海)

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