5月5日〜6日にケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」で開催される『Founders’Cup of Surfing』
2020年東京オリンピックを意識したWSL初のリージョナル対抗のチーム戦。
すでにWSL公式サイトではイベントのカウントダウンが開始、そして、フォーマットの説明が発表された。
まず、チームはUSA、ブラジル、オーストラリア、ヨーロッパ、ワールドの5つに分かれ、それぞれメンズ3名・ウィメンズ2名の計5名で構成される。
スコアは通常通り、最高が10ポイント。
5日に行われる予選ラウンドでは、ヒートではなく、Run(ラン)1、Run2、Run3という呼び方で、5チームの各選手がまずはRun1でライト、レフトの波を一本づつ乗り、スコアが出される。
それがRun2、Run3でも同様に行われ、1選手につきライト、レフトのそれぞれのトップスコアがチームトータルとして加算される。
1選手につき2本、5名で合計10本の波のトータル、つまりパーフェクトは100ポイント。
5チームの内、トップ3がファイナルに進む。
6日のファイナルは3チームで争われる。
RunからHeat(ヒート)に呼び方が変わり、1ヒートでライト、レフトを2本づつ乗り、4本の中のトップスコアで勝敗が決まる。
ファイナルは5ヒートあり、予選ラウンドと異なって各ヒートに割り当てられたポイントがチーム合計となる。
■Heat1〜3
1位が2ポイント、2位が1ポイント、3位が0ポイント。
■Heat4〜5
1位が4ポイント、2位が1ポイント、3位が0ポイント。
Heat4はウィメンズ、Heat5はメンズによって争われる。
1位のポイントが高いHeat4〜5を誰が出場するかが重要。
キャプテンの手腕が問われる。
★ファイナルがタイになった場合はサーフオフが行われる。
サーフオフはメンズ、ウィメンズ共に1名。
各選手はそれずれ1本の波に乗り、二人のトータルスコアで勝敗が決まる。
なお、チームの優勝とは他に特別賞としてコンテストのハイエストスコアを出した選手に『Jeep Best Ride Award』
スポンサーのJeepが贈呈される。
最も進歩的なエアリアルをメイクした選手には『Quiksilver Best Air Award』としてサイモン・アンダーソンの歴史を変えたスラスターのレプリカが贈呈される。
参照記事 How to Win the WSL Founders’Cup of Surfing
(空海)
COVER PHOTO:© WSL