11月26日〜12月7日、ハワイ・オアフ島のハレイワで開催されるWSLチャンピオンシップツアー(CT)出場権をかけたチャレンジャー・シリーズ(CS)最終戦『Haleiwa Challenger』がいよいよ始まる。
元々トリプルクラウンの1つとして開催されていたハレイワでのQS10000。今年から恒久的にデジタル開催に移行したため、トリプルクラウンの一部ではなくなってしまったが、伝統ある大会であることに変わりはない。今回からはウィメンズも開催され、ハレイワでの女子コンテストは実に2010年ぶりとなる。
来シーズンのCTへは、CS最終ランキング男子上位12名、女子上位6名がクオリファイする。男子ランキング上位には五十嵐カノアを含む現状3名のCT選手がいるため、繰り下げで15位までの選手がクオリファイ出来る見込み。
ジーク、ブリッサ、ガブリエラが既にCT行きが確定し、男子は残り11名、女子は残り4名の狭き門。わずかだが数名の日本人選手にもまだクオリファイの可能性が残っている。
更にこのイベントには、ジョンジョン・フローレンス、ケリー・スレーター、五十嵐カノア、カリッサ・ムーアをはじめ、多数のCTトップ選手が出場予定。クオリファイを目指す選手には手ごわい相手となるが、CTに向けた経験を積むチャンスとも考えられる。
一方で、現在CS6位のコナー・オレアリーや、19位のミシェル・ボレーズなどCT残留を逃した選手達もリクオリファイを懸け熾烈な戦いを挑む。5位のナット・ヤングが5年ぶりの返り咲きを果たすかにも注目だ。
大会を観戦するには、ヒート表や詳しいスコアなどを確認しながら観たい場合はWSL特設サイト、ライブ配信のみなら公式YouTubeチャンネルがおすすめだ。
日本人選手の初戦は?
最終戦の結果次第でクオリファイの可能性が残っているのは、メンズが20位の村上舜と33位の大原洋人、ウィメンズが松田詩野と脇田紗良など。ただし、優勝やそれに近い結果が必要だ。
各選手の初戦ヒートは下記の通り。五十嵐カノア、村上舜、大原洋人がR2から、その他選手はR1から登場する。
メンズは五十嵐カノアと村上舜、ウィメンズは松田詩野と都筑有夢路が同ヒートにクレジットされている。
■日本選手出場ヒート(CSランキング順)
メンズ
・五十嵐カノア(1位)R64 Heat 13
・村上舜(20位)R64 Heat 13
・大原洋人(33位)R64 Heat 3
・稲葉玲王(74位) R80 Heat 1
・西修司(89位) R80 Heat 6
ウィメンズ
・松田詩野(15位)R48 Heat 7
・脇田紗良(20位)R48 Heat 6
・野中美波(29位)R48 Heat 5
・黒川日菜子(31位)R48 Heat 1
・前田マヒナ(37位)R48 Heat 3
・都筑有夢路(47位)R48 Heat 7
CSランキング
メンズ
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/mcs?year=2021
ウィメンズ
https://www.worldsurfleague.com/athletes/tour/wcs?year=2021
WSLライブ配信・ヒート表
現地時間11/26 AM7:30(日本時間11/27 AM2:30)にファーストコール予定。男子からなら稲葉玲王が、女子からなら黒川日菜子がオープニングヒートに登場する。
メンズ
https://www.worldsurfleague.com/events/2021/mcs/3825/haleiwa-challenger
ウィメンズ
https://www.worldsurfleague.com/events/2021/wcs/3881/haleiwa-challenger
ライブ配信は以下YouTubeからも視聴できる。
https://www.youtube.com/channel/UChuLeaTGRcfzo0UjL-2qSbQ
(THE SURF NEWS編集部)