現地時間3月6日、World Surf Leagueは、現在開催中のサーフィンチャンピオンシップツアー(CT)第3戦『MEO Pro Portugal』の準々決勝(QF)を終え、五十嵐カノアが暫定世界ランキング1位となったことを発表した。
QFでは、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)に僅差で敗退するも、今シーズン2度目の5位でフィニッシュした五十嵐カノア。
次のオーストラリア・ベルズビーチで行われる第4戦『Rip Curl Pro Bells Beach』ではイエロージャージを着て出場する。日本の選手がイエロージャージを着るのはサーフィン史上初めてのことになる。
初戦のパイプラインで5位、第2戦サンセットで2位、第3戦ポルトガルでは5位と、シーズン序盤からこれまでにないほど好調な滑り出しを見せていた五十嵐カノア。
今回のポルトガルでは、前日のRound of 32でカレントリーダーのバロン・マミヤ(HAW)が敗退した時点で、五十嵐カノアは暫定トップだったものの、ポイント計算上、他にも数名の選手がイエロージャージを獲得する可能性を残していた。
Round of 16でケリー・スレーターが敗退したことなどで、五十嵐カノアのイエロージャージが確定した。
(THE SURF NEWS編集部)