シングルフィンログの祭典『シングルフィン・ミングル2023』が3月30日〜4月2日にわたり、ニュージーランド南島クライストチャーチのサムナービーチで開催される。オーガナイザーは地元のレジェンドロガーとして知られるAmbrose McNeil。
日本からはトップロガー田岡なつみと、弟の遼平が初出場。田岡なつみは「アジア人の姉弟が参戦するのは初ということなので、今からワクワク。遼平にとってもいい経験になると思う」と語った。
同イベントの開催は今年で9回目。2019年は銃乱射事件、以降は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開催が危ぶまれるも、その全てを乗り越えてきた。主催者のAmbrose McNeilはウェブマガジン「SURFER」のインタビューでイベントの趣旨を問われると、「人々を幸せにすることです。ちょっと安っぽく聞こえるかもしれませんが、結局のところ、それ以外にイベントを運営する理由がないんです」と説明。その言葉通り、昨年の『シングルフィン・ミングル』ではインビテーションを受けた世界中のトップロガーがサムナービーチに集結、サーフィンの腕前で会場を沸かせていた。
同期間はサーフコンテストのほか、会場ではイベントが盛りだくさん。1日目はフィルムフェスティバル、2日目はアートショー、3日目は音楽ライブが行われ、海でも陸でもお祭り気分を楽しめるコンテンツとなっている。
ニュージーランドのログイベントでは最大規模となる『シングルフィン・ミングル』。公式ウェブサイトを見るだけでも、日本とは一味も二味も違った魅力を感じられるだろう。日本から開催地までは12時間、フライトチケットは20万円以上かかるが、伝統あるシングルフィンの祭典を見に、好奇心で足を運んでみては。
大会公式HP:https://www.thesinglefinmingle.com/
The Single Fin Mingle 2022 from The Single Fin Mingle on Vimeo.
田岡なつみ
田岡遼平
田岡なつみ Instagram:https://www.instagram.com/natsumi_taoka/
田岡遼平 Instagram:https://www.instagram.com/ryouhei.taoka/
(Ryoma Sato)