ショートボードのCTにあたるLTのクオリファイとなるLQSのアジアリージョナルの第2戦が6月3日〜4日にインドネシアのバリ島、クタビーチのハーフウェイで開催される。
メインスポンサーはサーフボード、サーフアクセサリー、アパレルなどを販売、バリ島のチャングーショップを構える「PADROL」
本社は日本で、有本圭がライダーを務めている。
「PADROLがインドネシアで初めて開催されるWSLロングボードイベントのスポンサーになることができ、とても嬉しく思っていますし、クタビーチで開催されることは本当に素晴らしいことです。 アジアのロングボードコミュニティへのサポートを示す絶好の機会であり、私たちの目標によく合致しています。アジアのベストロングボーダーを迎え、ここバリで一緒に素晴らしい時間を過ごせることを楽しみにしています」
有本圭
LQSがインドネシアで開催されるのは意外にも初で、1月にフィリピンのラ・ウニオンで開催された『La Union International Pro』同様、ハイレベルな戦いが期待できる。
アジアリージョナルのLQSは全2戦で、トップ選手が7月のカリフォルニアから開幕するLT出場権を得る。
そして、ベルズ、エルサルバドル、最終戦のマリブと全4戦で争われるワールドタイトルに挑戦できるのだ。
田岡なつみとロジェリオが参加
現在、参加が決定しているのは、『La Union International Pro』で優勝した日本の田岡なつみとフィリピンのロジェリオ・エスキベル・ジュニア。
田岡なつみは「このパドロールLQSイベントのためにバリ島に来ることができて、とても嬉しいです。私はバリが大好き。バリでのサーフィンも好きなので、毎年練習に来ています。 しかし、今回は試合出場が目的。ロングボードツアーに再び出場するために、良い結果が必要なので、私にとって本当に重要なイベントです。 ベストを尽くして、波と大会を楽しみます」とコメントを残している。
フィリピンのロジェリオは『La Union International Pro』で日本の井上鷹を倒して優勝。
先日エルサルバドルで開催された『2023 ISA World Longboard Championship』でフィリピン初のメダルを獲得して勢いもあり、今年はフィリピン初のLT出場が期待されている。
その他、井上鷹、浜瀬海 秋本祥坪、塚本将也、武川慎、瀬尾亮一。
吉川広夏、井上楓、井上桜が参加予定。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)