(コナー・オレアリー)Photo by snowy

2028ロサンゼルス五輪をターゲットに見据えた選手育成計画ってどう?

F+(エフプラス)

四捨五入すれば70歳になってしまう今日この頃。あちこちガタが来ていて、コナー・オレアリーの移籍申請どころではない(笑)。まぁ、現在手続き進行中の事案なので、質問も来ているけどスルーさせてもらいます。

しかし、現実問題2024オリンピックでタヒチ、チョープーがあのグリグリのコンディションになってしまったら、ワールドスタンダードレベルで戦えそうな選手って、日本がらみではカノアとコナーしか思い浮かばないので、早急に移籍完了よろしくなわけだけど、シーズン中なので、2023CTからの選出枠には間に合わず、タヒチを狙うなら2024WSGでの結果次第ということになるのだろう。現状日本にもチョープーを滑れる選手はいるだろうけど、チョープーが牙をむいたときにあのレベルでの戦いとなるとね、正直なところいないと思う。

(チョープーでのコナー・オレアリー)Photo by peter “joli” wilson

私はパリ五輪のサーフィン会場がチョープーになったときに、あ、無理じゃん、じゃ次はどこ? って2028ロサンゼルスをメインターゲットに考えた。東京の開催が1年遅れたためにタヒチまでは3年しかない。でもその次を見据えるなら7年あるわけで、タヒチ捨てての7年かけての選手育成って、ほかのスポーツではそういう長いスパンでの強化計画ってよくあると思う。捨てる勇気と英断。
ロスなら、どの会場であってもカリフォルニアの波は日本人向きといえるし、そこに強化が間に合えば4年先、2032のブリスベンでの連覇だって夢じゃない。クイーンズランドの波なら日本人はタヒチよりはうまくこなせるだろう。
そういうスパンになると、今10歳から15歳ぐらいの出来上がっていない(ここ大事。出来上っちゃうと変えるの大変だから)原石発掘、経験積ませるって話になるんだろう。かつてのケイトリン・シマーズのように、早い段階で上るべき世界の壁を体験させる。それこそ身体能力の高い人を選んで一から始めるのもアリだと思う。サーフィンなんて数年あればプロとして活躍するには十分だ。この先は3Dエアー必須なので、トランポリンの上手い、空中姿勢パーフェクトな選手を引き抜くのもいいかもしれない。

中国人がバリでリザール・タンジュンをコーチとして特訓していた、って話も聞いた。いよいよ来るか、中国(笑)。でも冗談ではなく、そういう長期的な強化育成が実を結ぶのがオリンピックだ。その都度その時の旬な選手を選ぶ、では選考時期と開催時期に1年ぐらいのギャップがあるだけに、後手に回る。先手先手で行かなくてはならないのに、現状のやり方だとどうしても今が旬の選手しか選べないし、選考の理由づけに追われて、実績ありきの選手選考に偏っていってしまう。ものすごく日本人っぽいなぁ、と思う。発想のスケールが窮屈。ま、今に始まったことではないけど(笑)。

写真の薬、左は猫のユウマ君の抗生物質の飲み薬、右は私のヒザ、腰、股関節周りの鎮痛消炎剤。似てますよね、ね~、あ~そっくりで見分けがつかない~(笑)。
そうなんです。飲んじゃいました、ネコの薬。
血圧とコレステロールの薬を毎日飲んでいて、よく飲み忘れるので、忘れないようにキッチンカウンターの決まった場所に置いておく。今は足腰もだいぶ具合悪いので、鎮痛消炎剤も追加。猫にも抗生物質が処方されていて、それも一緒においてある。前日もらってきた猫の薬をふと見ると、ひとつだけ消費されているはずのものがふたつなくなっていて、どう考えても犯人は私。あ~、私終わった~、と笑うしかなかった。
猫の薬って基本人間の薬の容量の小さいものが多いので、問題はないと思うけど、逆だったら猫様一大事だった。既定の10倍量とかの薬になっちゃうからね。本当に気を付けなければ。しかしね、これは身体的薬害の問題ではなく、「ネコの薬を飲んじゃった私」、というところに深い闇があるわけで、かなりへこんだ事件だった。オリンピックのことなんか考えている場合ではない。

最後に、先に電撃退任したエリック・ローガン、セクハラって噂も飛び出していて、こちらも闇は深い(笑)。

F+編集長つのだゆき

▼パリ五輪サーフィン特設ページ

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