現地時間7月14日、カリフォルニアに拠点を置くISAは2023年のISAワールドジュニアサーフィンチャンピオンシップ、通称WJSCをブラジルのリオデジャネイロで11月24日~12月3日に開催すると発表した。
WJSCは今年で19回目の開催。
ブラジルが舞台に選ばれるのは2006年のマレシアス、『Quiksilver ISA World Junior Surfing Championship』以来、2度目となる。
WSGは1994年にリオデジャネイロで開催されたことがあり、歴史的な大会となった。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
WJSCとは?
WJSCはISAが主催する18歳以下の世界一を決める大会。
2022年のエルサルバドル大会は45カ国から419人と過去最多の選手が集まり、団体ではハワイが金メダルを獲得。
日本は6位となった。
個人ではU16ガールズで池田美来が銅メダルを獲得している。
過去のチャンピオンには、フィリッペ・トレド(BRA)、ガブリエル・メディナ(BRA)、ジョーディ・スミス(RSA)、ステファニー・ギルモア(AUS)、ブリッサ・ヘネシー(CRI)など現役のCT選手が勢ぞろい。
また、東京五輪に出場した40名のサーファーの内、33名が過去にWJSCに出場。その内の16名がメダルを獲得している。
2023年のWJSCはブラジルオリンピック委員会とリオデジャネイロ州の大きな支援があり、ブラジルサーフィン連盟(CBSurf)がホストを務める。
ちなみにブラジルサーフィン連盟の会長は元CT選手のフラビオ・パラダッツ。
現在のCTの3割を占めるブラジリアンのパイオニアであり、近年は影の立役者としてブラジルのサーフィン業界では欠かせない人物と言える。
なお、ISA公式サイトでは会長のフェルナンド・アギーレ氏がサーフィンをオリンピック競技にするために捧げてきた記録「The Impossible Wave」が公開中。
来年の夏には次のオリンピックが開催され、サーフィンはタヒチのチョープーというCTでも最も危険で魅力的な波が舞台になる。
リアルなチョープーが姿を現した時、世界中の人々が東京五輪とは違うサーフィンの一面に震えることだろう。
「The Impossible Wave」(日本語字幕あり)
https://theimpossiblewave.com/
(空海)