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一気にクライマックスを迎えるか?CT第9戦『Corona Open J-Bay』2日目

南アフリカのJ-Bayことジェフリーズベイを舞台としたCT第9戦『Corona Open J-Bay』はメンズのOpening Round終了後、3日間レイデイが続いていたが、現地時間7月17日に再開。
しかし、この日もJ-Bayらしいラインナップは姿を現さず、公式2-3ftレンジ。オンホールドの末にウィメンズのOpening Roundが2ヒート進行した時点で中断。
1時間後、コンディションは上向かず、残りは翌日以降に持ち越しになった。

ワイルドカードがカリッサを倒す

(サラ・バウム)
PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

本来のJ-Bayなら流れは変わっていたのかもしれないが、この日のJ-Bayは波運が勝利の重要な鍵を握っていた。

カリッサ・ムーア(HAW)とレイキー・ピーターソン(USA)が手こずる中、ローカルワイルドカードのサラ・バウムが4.33と5.17をまとめてロースコア勝負の難しいヒートを制した。

CT後半戦はOpening Roundの1位のみがQF(メンズはRound of 16)に進み、残りは敗者復活戦のElimination Roundに回るフォーマットのため、このヒートで笑ったのはサラ一人だった。

「このヒートにはとても興奮していたので、落ち着いて自分を抑えようとしたわ。今日は難しい波だった。彼女達は2秒あればスコアを出すことが可能だし、まだ時間が沢山残っていたので、確実にヒートをこなそうと思ったの。動きにミスがなく、勝てて本当に嬉しいわ。今回のような勝ち方をすると自分自身を更に信じられるようになるし、ここにいる価値を感じることができる。次のCS、 US Openに向けて大きな自信になったわ。来年もこの舞台で会いましょう!」

(この日のヒーローになったサラ)
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ガブリエラ・ブライアンがQFへ

(ガブリエラ・ブライアン)
PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

もう一つのQFの席を獲得したのはガブリエラ・ブライアン(HAW)で、モリー・ピックラム(AUS)、ケイトリン・シマーズ(USA)を相手にこの日最高のセットを手に入れ、7.00をスコアしてトップ通過を果たした。

「しっかりとしたゲームプランで臨み、その通りに進むと、本当に気持ちが良いわ。QF進出は非常に重要よ。波もさらに良くなる予報だし、敗者復活戦をスキップできるのは最高の気分ね」

(ガブリエラ・ブライアン)
PHOTO: © WSL/Alan Van Gysen

ネクストコールは現地時間7月18日の朝7時(日本時間同日午後2時)
新しい南西ウネリが入る予想となっており、残り数日で一気にクライマックスを迎える可能性が高い。
ライブ中継はWSL公式サイト、公式アプリ、公式YOUTUBEで配信される。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(空海)

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