(田岡なつみ) PHOTO: © WSL/Tommy Pierucki

田岡なつみが…。LT開幕戦『Huntington Beach Longboard Classic』ベスト16が決定!

ベルズビーチ、エルサルバドルが加わり、CTと同じくプレーオフのような制度になった2023年LT。
開幕戦の『Huntington Beach Longboard Classic』はハンティントンビーチでCS第4戦『Wallex US Open of Surfing』と併催され、現地時間8月1日に敗者復活戦のElimination Roundが行われた。

田岡なつみが…

(得意のスタイルが出た田岡なつみだったが…)
PHOTO: © WSL/Tommy Pierucki

『Vans Duct Tape Invitational』として開催された昨年も9位とハンティントンビーチと相性が良くない田岡なつみはH7でフランスのアリス・レモーンと対戦。

田岡なつみがロースコア止まりの中、前半に7.83を出したアリスが主導権を握り、後半には長いライトの波でハング10、8.27を重ねて16.10とこの日2番目のトータルスコアを揃えた。
終盤、田岡なつみも6.17、7.27と追い上げるが、逆転には至らず…。
アリスがRound of 16進出を決めた。

(アリス・レモーン)
PHOTO: © WSL/Tommy Pierucki

「今日のような波でサーフィンできて嬉しいわ。ライトの波はノーズライドには最適で、とても良かった。ちょっと緊張したけど、楽しい時間を過ごせたわ。この調子で勝ち続けたい。ヒートに勝てて興奮している」

その他、リンジー・ステインリード(USA)、アヴァロン・ガル(USA)などがElimination Roundを勝ち上がり、Round of 16進出を決めた。

(アリス・レモーン)
PHOTO: © WSL/Tommy Pierucki

ハイエストはエドゥアルド・デルペーロ

(フランスを代表するロガー、エドゥアルド・デルペーロ)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

この日のシングルスコアはオーストラリアのカイ・エリス・フリントが出した8.50。
トータルではフランスのエドゥアルド・デルペーロの16.26。長いレフトのノーズライドはハンティントンビーチの波がリーフブレイクに見えるほどで、最高のライディングを披露していた。

「サーフィンでバレルに乗ることに次ぐ2番目に素晴らしいことは、ノーズライドだと思う。水面を飛んでいるような気分で、本当に気持ち良いんだ。最初のラウンドで負けた時はリセットする必要があった。数日間休みを取って競技から遠ざかり、次の勝負に備えたのさ。ヒートを通過して本当に興奮しているよ。そして、今はサーフィンに自分の気持ちが戻ってきた」

(エドゥアルド・デルペーロ)
PHOTO: © WSL/Kenny Morris

その他、テイラー・ジェンセン(USA)、ケヴィン・スカヴァーナ(USA)、トロイ・マザーズヘッド(USA)、ジャック・ヴァン・ワゴナー(USA)、カイ・エリス・フリント(AUS)、トニー・シルヴァニ(USA)、ジョン・マイケル・ヴァン・ホーヘンシュタイン(HAW)がRound of 16進出を決めている。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)

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