昨年、3年ぶりに開催されてインターナショナル枠のハワイアン、クレイ・マルゾ(AUS)が優勝したWSLのスペシャルイベント『Rip Curl Cup Padang Padang』
バリ島のパダンパダンのベストシーズンとなる8月の一ヶ月間をウェイティングピリオドに設け、24名の招待選手によって争われる。
すでに8月4日にはコンテスト開催の可能性がある5ftのウネリがヒットして今シーズン最高のコンディションになったが、『Rip Curl Cup Padang Padang』は本当にエピックなコンディションが求められるため、この日はサイズと不安定なコンディション。潮回りも良くないことを理由に見送られ、代わりに24名の招待選手の内、18名によるエキシビジョンが行われた。
ウィメンズ枠が拡大
昨年は初めてウィメンズの枠が設けられ、エリン・ブロックス(CAN)が並み居る強豪を相手にファイナルに残り、4位に入ったのが話題になっていた。
今年はそのウィメンズ枠も拡大され、エリンの他、スカイ・ブラウン(ENG)、シエラ・カー(AUS)など8名が招待されている。
注目選手
インターナショナル枠にはディフェンディングチャンピオンのクレイを始め、タジ・バロウ(AUS)、コロへ・アンディーノ(USA)などRip Curlのスポンサー絡み以外のメジャーサーファーも名を連ねている。
15歳の天才サーファー、ディラン・ウィルコクセン(USA)の活躍も期待されている。
インドネシア枠は2Xチャンピオンのメガ・セマディ、ボル・アディ・プトラ。
2014年に優勝したガルト・ウィディアルタなどが出場する。
「パダンパダンはインドネシアで最も素晴らしい波の1つであり、リップカールカップは究極の大会さ。この大会に参加する機会が欲しければ、ここで最高のサーフィンをしなければならない。彼女達はそのチャレンジにふさわしいと思うよ」
メガ・セマディ
『Rip Curl Cup Padang Padang』のヒート表は以下。
コンテストはRip Curl公式サイトで世界中にライブ中継が配信される。
招待選手
インターナショナル枠
- Kolohe Andino (USA)
- Miguel Blanco (PRT)
- Taj Burrow (AUS)
- Nathan Hedge (AUS)
- Mason Ho (HAW)
- Clay Marzo (HAW) Defending Champion
- Koa Smith (HAW)
- Dylan Wilcoxen (USA)
インドネシア枠
- Made “Bol” Adi Putra
- Mega Artana
- Mustofa Jeksen
- Raditya Rondi
- Mega Semadhi
- Tommy Sobry
- Agus “Dag Dag” Sumertayasa
- Garut Widiarta
ウィメンズ枠
- Erin Brooks (CAN)
- Lidia Kato (IND)
- Ziggy Mackenzie (AUS)
- Jasmine Studer (IND)
- Sierra Kerr (AUS)
- Kailani Johnson (IND)
- Sky Brown (ENG)
- Taina Izquierdo (IND)
(空海)