2028年ロス五輪での採用が現実的になってきたロングボードの世界選手権、『ISA World Longboard Championship』が2年連続でエルサルバドルのエル・スンザルで開催。
開会式が現地時間4月19日に行われた。
昨年よりも6カ国も参加国が増え、韓国、ニカラグア、ウェールズが初参加。
ISAが力を入れている参加選手の男女平等も48%と進んでいる。
開会式ではISAの儀式でもある「サンズ・オブ・ザ・ワールド」が行われ、各国から持ち寄ったビーチの砂を一つの容器に注ぎ、サーフィンを通じての世界平和を願った。
3連覇を狙うアリス・レモーンを始め、カニエラ・スチュワート、ホノルア・ブロムフィルド、ケヴィン・スカヴァーナなどが壇上に上がる中、日本代表は浜瀬海が国旗を持ち、田岡なつみが砂を注いだ。
ISA会長のフェルナンド・アギーレ氏のメッセージ
私はエル・スンザルが大好きです。
ロングボードの競技はいつもそこで行われてきており、皆さんもその波の素晴らしさを確信していると思います。
私たちは1年後にロングボードが2028年のロサンゼルスオリンピックに採用されることを願っています。
サーフィンの最も古い競技であるロングボードを競技にするために努力してきました。
皆さんはすでにこの素晴らしいサーフィンの国連の一部です。
参加国も参加アスリートの人数も記録を更新しています。
観光大臣のモレナ・バルデス大臣のメッセージ
この大会はナジブ・ブケレ大統領のビジョンなしには実現しなかったことです。
彼のサーフシティへのビジョンは、決意と規律、透明性。
そして、なによりも、より良い国に住むという願望を持ち、最大の夢を実現できることを示しました。
私たちは世界中の模範になりたいと考えています。
コンテスト初日の4月20日は朝7時(日本時間同日の22時)にメンズR1から開始予定。
浜瀬海はH6、井上鷹はH18。
田岡なつみはH2、吉川広夏はH15。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
(空海)