現地時間5月10日、『ISA World Junior Surfing Championship』は公式2-4ftレンジのファンウェーブで大会7日目を迎えた。
この日はメインラウンドは行われず、敗者復活戦のリパチャージ、R4とR5(U16ボーイズはR3の残りヒートからスタート)が進行。
12名中、9名の選手が残っているオーストラリアが国別ランキングで単独トップに立ち、2位にアメリカ、3位にペルーが浮上。
ハワイが4位に転落し、日本は5位を維持している。
波乗りジャパンは4名がリパチャージR6を戦う
日本代表「波乗りジャパン」で6日目終了の時点でメインラウンドに残っているのはU18ボーイズの渡邉壱孔、U16ガールズの石井有沙の2名のみ。
リパチャージラウンドでは、U18ボーイズに長沢侑磨。
U18ガールズに池田美来、清水ひなの、松野杏莉。
U16ボーイズに岡野漣、髙井汰朗、足立海世。
U16ガールズに高橋花音。
8名が残っている。
松野杏莉はR6からなので、この日出番があったのは7名。
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Photo: ISA/Jersson Barboza
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Photo: ISA/Jersson Barboza
まず、長沢侑磨はR4で3位敗退となり33位でフィニッシュ。
池田美来、清水ひなのは共に2位通過。
続いてR5も共に2位通過でR6行きを決めている。
岡野漣、足立海世はR4で同ヒートに重なり、ワンツーフィニッシュ。
髙井汰朗は3位敗退で33位でフィニッシュ。
R5は足立海世がトップ通過を果たした一方、岡野漣は4位で敗退。
昨年は5位だったが、今年は29位。
最後に高橋花音はR4で3位敗退となり、33位でフィニッシュ。
これでリパチャージR6に進んだのはU18ガールズの池田美来、清水ひなの。
U16ボーイズの足立海世。
松野杏莉の4名。
国別ランキングでは前日と変わらず暫定5位を維持している。
アメリカが2位に浮上
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Photo: ISA/Sean Evans
前日の3位から2位に浮上したアメリカは2023年リオ大会のU16ガールズの銀メダリスト、レーナ・モンスがリパチャージR4、ラ・ボカナのレフトで9.43を含むトータル16.30で圧勝。
U18ボーイズのカイ・クシュナーもトップ通過でリパチャージR5進出を決めた。
「最高だったわ!やっと良い波に乗れて本当に嬉しい。今回のイベントはヒートを勝ち上がるためだけにやっている感じでスコアを出すことができなかった。自分にもエクセレントスコアを出せると思っていたわ。やっと達成できて嬉しい。メダル獲得にはまだ長い道のりだけど絶対にできると信じている」
アメリカはメインラウンドにU18ガールズのサラ・フレイレ。
U16ガールズにエデン・ウォーラ。
リパチャージにも数名の選手が残っている。
ちなみにコーチは元CT選手のコートニー・コンローグと経験豊富な心強いサポートもある。
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ヨーロピアン同士の戦い
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Photo: ISA/Pablo Jimenez
ヨーロッパ勢ではスペイン、フランス、ポルトガルが国別で上位。
個人ではU18ボーイズのレオナルド・アプレダがイタリア代表として唯一残り、リパチャージR6行きを決めている。
レオナルドが戦ったリパチャージR5のH4はポルトガルのマティアス・カノト、フランスのイノハ・ル・ピエール、ジェイ・フィップスとオールヨーロピアンのカードになった。
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Photo: ISA/Pablo Jimenez
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クロスゲームの末、8ポイントを出したレオナルドとマティアスが勝ち上がり、トップのマティアスがインタビューに答えた。
「難しいヒートだったけど、良い波が沢山あったね。ヒート中、良いサーフィンが多く見られたし、勝てて嬉しいよ。自分のサーフィンを示せるようになってきた。モチベーションが上がり、自信もついてきたね。自信を得るためにこのヒートに勝つことが必要だったのさ。最後まで維持したいけど、まだ5ラウンドも残っている。今年こそは優勝したいので、全力で戦うよ」
コンテスト8日目は5月11日朝7時(日本時間同日の22時)にスタート予定。
スケジュールは以下。
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ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
(空海)