現在、インドネシアの二アス島で開催中のQS5,000『Nias Pro』がかつてないほどの素晴らしいコンディションに恵まれている。
椰子の木をバックにしたライトのバレルは完璧の一言。
アジアリージョナル、オーストラリア/オセアニアリージョナルとの併催で多くの日本人選手が参加しており、まずRound of 32で伊東李安琉がパーフェクト10をスコア。
更にもう一本の波で9.07を出してトータル19.07と驚異的な数字を揃えた。
驚くべきことはまだ沢山ある。トータルでは安室丈が9.80と9.97、もう一本の9.47を捨てスコアにしてトータル19.77とパーフェクトヒートに近い結果を残し、更にオーストラリア勢ではザビエル・ハクスタブルが10ポイント2本のパーフェクトヒートをメイクした。
更にRound of 16ではインドネシアのマデ・ジョイ・サトリアワンがメンズで4本目となる10ポイント。
ウィメンズサイドではオージーのウィロー・ハーディ、シエラ・カーが10ポイントを出し、シエラはバックアップも9.87と完璧に近く、逆にバレルに手こずっていた他選手を全てコンビネーションに追い込んで圧勝した。
ここまでで合計6本の10ポイントが生まれている二アスでの『Nias Pro』
パーフェクトな波は続き、6月13日のお昼前現在、伊東李安琉がSFに勝ち上がっている。
もう一つ驚くべきことにシエラの父、ジョシュ・カーがファイナルに進出していること。
もし、シエラとジョシュが優勝すれば同イベントの親子でのダブル優勝は本当にレアだろう。
カー親子は以前からインドネシアのバレルにコミットしているため、可能性は十分にある。
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(空海)