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オッキー、ステフ、エイドリアーノも参加!『J-Bay Classic』招待選手による記者会見

パリ五輪開催によるスケジュールの変更によってCTイベントから外された今年のJ-Bay戦だが、その代替イベントとして招待選手による特別イベント『J-Bay Classic presented by Corona』が6月17日〜23日のウェイティングピリオドで開催される。

すでにトライアルは終了して南アフリカのルーク・トンプソン、ウィメンズはサラ・バウムが優勝して本戦出場を決めている。
サラ・バウムはパリ五輪の南アフリカ代表でもある。

招待選手はオッキーことマーク・オクルーポ(AUS)、エイドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、ステファニー・ギルモア(AUS)の3人のワールドチャンピオンを始め、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、マイケル・フェブラリー(RSA)、ジョシュ・カー(AUS)、シエラ・カー(AUS)など豪華なメンバーが揃っている。

6月16日には招待選手による記者会見が行われた。

「子供の頃の自分が沸き上がっているわ。周りにはまるでサーフィンの王族がいるような感じね。一番ワクワクするのは、私たちが常に競技モードにあり、勝つためにより良くなろうと努力していること。純粋に自分のサーフィンを披露することを求められるこの特別イベントは思った以上に意味があるわ。期待されていると感じる。これは長年の努力の成果でもある。20年以上もやっているけど、最近では自分をハイブリッドカーだと思っているの。CT、CS、この特別イベント。全てちょっとずつだけど非常に効率的で経済的な部分がね。求められればどこにもで行くわよ!」
サリー・フィッツギボンズ

3人のワールドチャンピオン

PHOTO: © WSL/Pierre Tostee

今イベントには3人のワールドチャンピオンが出場。
8xのステファニー、1999年のワールドチャンピオン、オッキーと2015年のワールドチャンピオン、エイドリアーノ。

記者会見では、今イベントに対してそれぞれの思いを話している。

「自分にとってJ-Bayとベルズは世界最高の波さ。この波は多くのものを与えてくれた。1984年にカントリーフィーリングクラシックを開催したシェロン・クラアクに感謝している。その時、私たちはここで競うことを楽しみにしていた。この地に戻ってくることができて、本当に嬉しいよ」
マーク・オクルーポ

「競技でもフリーサーフィンでも、あらゆる種類のサーフィンを見るのが大好きよ。通常のコンテストのプレッシャーを感じずに、ただ楽しむためにサーフィンできるのがとても嬉しいわ。この場所が大好きなので、戻ってこれて凄いハッピー」
ステファニー・ギルモア

「まずは父の日を祝いたい。この場所はとても家族向けだと思う。家族がこのイベントを見に来るのをいつも見ているよ。自分の家族をこのイベントに連れてくるのが夢なんだ。2012年にJ-Bayで優勝した年は非常に特別な年だった。波も素晴らしかったよ。子供の頃から来ている私が自分の技術を磨いた場所でもある。スターたちと一緒にここに戻ってこれて、最高さ」
エイドリアーノ・デ・ソウザ

フォーマット

PHOTO: © WSL/Alan Van Gysen

『J-Bay Classic presented by Corona』は特別なフォーマットで行われる。

メンズ、ウィメンズ共にツインフィン、スラスターで各R1を行い、SF、ファイナルに続く。
個人戦の他、3人のワールドチャンピオンがキャプテンとなり、6人1チームのチーム戦も行われる。
なお、チームメンバーは抽選で決定したそうだ。

なお、残念ながらライブ中継は配信されないが、ハイライト動画が公開される予定。

【チーム デ・ソウザ】
セージ・エリクソン
スティービー・ソーヤー
シエラ・カー
トラビス・ロギー
ジョシュ・カー

【チーム ギルモア】
サリー・フィッツギボンズ
ジェームズ・リビンク
ショーン・ホルムズ
マイケル・フェブラリー
マット・ウィルキンソン

【チーム オッキー】
ココ・ホー
ジョッシュ・フォークナー
サラ・バウム
フレデリコ・モライス
ルーク・トンプソン

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(空海)

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