Photo: ISA/Beatriz Ryder

パリ五輪のオープニングセレモニーが開催!競技スタートは日本時間で7月28日2時予定

現地時間7月26日、フランスのパリから1万5千キロ以上離れたタヒチでサーフィン競技のオープニングセレモニーが開催された。

ファーストコールは現地時間7月27日の6時15分(日本時間7月28日1時15分)で、現在の予報によるとグッドコンディションで開幕する予定。

21カ国から集まった男子24名、女子24名、合計48名の出場選手はチョープーでの5日間のトレーニングセッションの後、タヒチのパパラにあるアティマオノ公園の海岸に集まり開催された。

Photo: ISA/Pablo Jimenez
(五十嵐カノア)
Photo: ISA/Beatriz Ryder
(稲葉玲王)
Photo: ISA/Beatriz Ryder

オープニングセレモニーでは、選手たちと関係者が伝統的なタヒチの歌唱、ヒメネ・アイアと伝統的な宣言、オレロ・デ・マタエアで迎えられた後、各国の旗を高く掲げながら地元および国際的な観衆の歓声の中でパレードに参加した。

壇上ではフランス領ポリネシア大統領のモエタイ・ブローサンソン、海外フランス担当大臣のマリー・グエベノー、国際サーフィン協会(ISA)会長のフェルナンド・アゲーレを含む多くの要人が歓迎とスピーチを行った。

Photo: ISA/Beatriz Ryder

「ここはオリンピックのサーフィンを祝うのにこれ以上ない素晴らしい場所です。パリ2024組織委員長のトニー・エスタンゲがチョープーの潜在的な訪問について話してくれた時、私の答えは非常にシンプルでした。『大好きだ!』です。タヒチは美しい。皆にとって魔法のような競技フィールドです。オリンピックのサーフィンを祝うのにこれ以上の場所はありません。チョープー、タヒチ、私たちはあなたを愛していますし、温かく迎えてくれてありがとうございます」とサーフィンをオリンピックに導いた最大の人物、フェルナンド・アギーレ氏はコメント。

更に競技者たちと世界中のサーファーに向けて、「この時代、海はこれまで以上に私たちを必要としています。この特別な機会を利用して、サーフィンコミュニティが海と自然の保護にさらに尽力することを誓いましょう」と話した。

サンド・オブ・ザ・ワールド

(日本代表は松田詩野が砂を注いだ)
Photo: ISA/Beatriz Ryder
Photo: ISA/Pablo Franco

オープニングセレモニーではISAの伝統でもある各国から持ち寄ったビーチの砂を一つの容器に注ぎ、サーフィンを通じての世界平和を願う「サンド・オブ・ザ・ワールド」が行われた。

フェルナンド・アギーレ氏はサーフィンがオリンピック競技に初めて採用されることが発表されたリオデジャネイロからの砂と、東京五輪でサーフィンがオリンピックデビューを果たした日本の一宮海岸からの貝殻を注いだ。

Photo: ISA/Beatriz Ryder

この容器はチョープーの市庁舎に置かれる予定。

オープニングセレモニーの最後には、公正さ、謙虚さ、そして尊敬を祝うためにラヒリの儀式が行われた。

各チームを代表する選手とともに、グエベノー大臣、アゲーレ会長、ブローサンソン会長、および他の要人がバナナの葉を重ねて1つの束に縛り、団結の象徴としてチョープーのビーチに置かれた。

ISAパリ2024公式サイト

https://isasurf.org/event/paris-2024/


(空海)

▼パリ五輪サーフィン特設ページ

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