迎えた女子決勝は、アメリカのキャロライン・マークスと、ブラジルのタティアナ・ウェストン・ウェブの対戦。両者は2回目の五輪出場で、パリで初のメダル獲得となる。
さらに波数が減り、ポテンシャルのある波も少ない中、前半は両者スコアを伸ばせないまま時間が経過。残り17分、ようやくキャロラインが形の良い波を掴み、ボトムターンからのプルインでバレルをメイクし7.50pt。
残り9分、タティアナも短いバレルを抜け、ターンでインサイドまでつなぎ5.83ptを返すが、バックアップに3.00ptを加えたキャロラインがトータル10.50ptでリード。タティアナに必要なスコアは4.68pt。
残り2分、プライオリティを持ったキャロラインがバレルに入るも潰されてワイプアウト。
その裏の波でタティアナがテイクオフ、チューブにはならないが、大きな3つのターンでインサイドまでつなぎ、そのまま試合終了。しばしのスコアペンディングの後、タティアナにコールされたラストウェーブは4.50pt。逆転にはわずかに届かず、キャロライン・マークスが金メダル!タティアナが銀メダルとなった。
パリ2024オリンピック サーフィン 女子結果
金メダル キャロライン・マークス(アメリカ)
銀メダル タティアナ・ウェストン・ウェブ(ブラジル)
銅メダル ジョアン・ディファイ(フランス)
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