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【速報】田岡なつみがSF進出!LT第2戦『Huntington Beach Longboard Classic』

カリフォルニア・ハンティントンビーチで開催中のLT第2戦『Huntington Beach Longboard Classic』

現地時間8月5日にベスト8が決まった後、翌日にQFが進行。
この日がファイナルデイになる予定だが、田岡なつみ、井上鷹と二人の日本人選手が勝ち上がっており、すでに田岡なつみはQFH1でナタリア・ワンダーリッヒ(HAW)を倒してSF進出を果たしている。

2戦連続の上位が確定した田岡なつみ

(田岡なつみ)
PHOTO: © WSL/Pat Nolan

ベルズでの初戦でキャリア最高の結果、2位になった田岡なつみはすでにSF進出で3位以上が確定している。
CTと同じレギュラーシーズンの上位(LTはベスト8)でワールドタイトルを争うチャンピオンシップ行きもほぼ確定。
今年は会場をマリブからエルサルバドルに移動して10月9日〜13日に『Surf City El Salvador Longboard Championships』として開催される。

(ナタリア・ワンダーリッヒ) PHOTO: © WSL/Pat Nolan

QFが行われた現地時間8月6日。田岡なつみは朝一のオープニングヒートに重なったが、カリフォルニアでは良くある霧で視界が悪く、開始が遅れていた。更にこの遅れを取り戻すために30分ヒートが25分ヒートに変更になっていた。

ナタリアとの対戦では序盤に6.17、4.00を重ねて主導権を握り、後半には5.17、5.27とバックアップスコアを伸ばしてトータル11.44で勝利。
ハンティントンビーチの波は最初のセクションでノーズライド、次のセクションでターン、最後にクローズセクションの処理とほぼ同じようなライディングとなり、田岡なつみはそれを安定してメイクしていた。

「今朝は凄い長い間待ちました。今朝起きてヒート開始が遅れると聞いたけど、ストレッチをしたり、友人とお喋りしたり良い時間を過ごしました。25分ヒートはとても短いです。展開も早くなります。しかし、良い波に乗れてSFに進出できて嬉しいです。2戦続けてのSF進出は嬉しいですし、夢のようです。それもハンティントンビーチで戦えるなんて。楽しみたいです」

次のSFではレイチェル・ティリー(USA)とのカード。
日本時間8月7日の6時35分頃にヒートは終了して僅か0.20ポイント差で敗退。
しかし、3位と2戦連続で良い結果を重ねている。

井上鷹もQF進出!

(井上鷹)
PHOTO: © WSL/Tommy Pierucki
(エドゥアルド・デルペーロ) PHOTO: © WSL/Tommy Pierucki

メンズサイドでは井上鷹がRound of 16でエドゥアルド・デルペーロ(FRA)を倒してQF進出。

モダンパフォーマンスタイプの対決は序盤に7ポイントを2本重ねたエドゥアルドがリード。井上鷹は6ポイント止まりで追い込まれていたが、終了間際に入った波でハング5からハング10に繋ぎ、8.57をスコアして逆転に成功していた。

なお、テイラー・ジェンセン(USA)とのQFH3はすでに終了。
ハイスコア勝負の末に敗退して5位でフィニッシュしている。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)

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