秋本祥平が歴史あるマリブクラシックノーズマスターで優勝!

9月7日〜8日にカリフォルニアのロングボードの聖地、マリブで何十年もの歴史を持つMSAクラシックことマリブクラシックノーズマスターが開催された。

カリフォルニアだけではなく、メキシコ、オーストラリア、カナダ。
そして、日本からはRise Surfing Associationとして秋本祥平、横手誠一郎、横手倫太郎、真田和斗、田岡なつみ、田沼亮が参加。

マリブらしいオールドスクール・ノーズライディングがジャッジクライテリアのこの大会で日本人ロガーが大活躍した。

MSAクラシックは年齢別でクラス分けされ、20代クラスにはカイマナ・タカヤマ、ホノルア・ブロムフィルド。
30代クラスにはマリブローカルのチャド・マーシャルを始め、タイラー・ウォーレン、トロイ・エルモア、コール・ロビンス。
40代クラスにはカシア・ミーダーなどトップロガーが出場していた。

2日間に渡って行われたコンテストはマリブらしいパーフェクトなロングショルダーが現れ、秋本祥平が見事に30代クラスで優勝!
その他、横手倫太郎の父である横手誠一郎が50代クラスで優勝、田岡なつみが30代クラスで2位に入り、Rise Surfing Associationは3つのメダルを獲得した。

惜しくも団体では入賞を逃したが、錚々たるメンバーの中で個人で素晴らしい結果を残したのは、日本人ロガーの誇り。

30代クラスで優勝した秋本祥平からは以下のメッセージが届いている。

Congratulations!

「素直に嬉しいですが、まだ、信じられない気持ちもいっぱいです!ファイナルのメンバー、それまでのメンバー達がすごかったので、勝てたことがめちゃくちゃ嬉しいです!僕のサーフィンが、マリブのジャッジの方々に認められたと言うことで、本当に嬉しいです!!!大好きなマリブに戻って来れた事を、この機会を作ってくれた全ての方に感謝したいと思います。ありがとうございました」
秋本祥平

MSAクラシックの歴史

MSAクラシックは、最もアイコニックで歴史のあるロングボードサーフィンのコンテストの一つ。
マリブサーフィン協会が主催し、過去61年間にわたりマリブのサーフライダー・ビーチで開催されている。

この名誉あるイベントは、ロングボードサーフィンの伝統的な価値に根ざした豊かな歴史を持っている。
世界中からサーファーが集まり、サーフィンの歴史を形作ってきた伝説的な波の上でスキルを競い合う。

このコンテストは卓越したサーフィン技術を披露するだけでなく、サーフィンコミュニティの精神と文化を体現し、サーフィンカレンダーにおいて重要なイベントとなっている。

マリブ・サーフライダービーチは完璧なスウェルと美しい景色を誇り、その自然の魅力がMSAクラシックの競技環境をさらに引き立てる。
何十年にも渡ってロングボードの歴史に残る数々の名演技が繰り広げられてきたことは、スポーツにおける重要性を証明するものでもある。

毎年、この大会は新しい才能を称賛し、経験豊かなレジェンドを敬うことで、サーファー同士のコミュニティと継続性を育んでいる。
MSAクラシックは、サーフィンの遺産を記念するだけでなく、ロングボードサーフィンの伝統を未来の世代に引き継ぎ、繁栄させるためのインスピレーションを与えている。

マリブサーフィン・アソシエーション公式サイト
https://www.malibusurfingassociation.org/

(黒本人志)

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