(最終戦の舞台はサクアレマのプライア・デ・イタウナ) PHOTO: © WSL/Daniel Smorigo

大原洋人のクオリファイの条件は?CS最終戦『Corona Saquarema Pro』日本時間今夜から開幕!

全6戦で争われる2024年CSの最終戦『Corona Saquarema Pro』が10月12日〜20日にブラジル・サクアレマのプライア・デ・イタウナで開催される。

CTクオリファイの条件はメンズ10名、ウィメンズ5名。

すでにメンズはサミュエル・プーポ(BRA)、イアン・ゴーベイア(BRA)、アレホ・ムニーツ(BRA)が確定しており、残り7枠。
ウィメンズはサリー・フィッツギボンズ(AUS)、ベラ・ケンワーズィ(USA)、イザベラ・ニコルス(AUS)が確定しており、残り2枠。

『Corona Saquarema Pro』はヒート毎に感情が交錯することになるだろう。

返り咲きを目指すルアーナ

(ルアーナ・シルヴァ) PHOTO: © WSL/Damien Poullenot

ウィメンズは現在、4位と5位のエリン・ブルックス(CAN)、ナディア・エロスタルベ(EUK)に最もクオリファイのチャンスがあるが、クオリファイライン下にはヴァヒネ・フィエロ(FRA)、ヨランダ・ホプキンス・セケイラ(POR)、ブロンテ・マコーレー(AUS)、ルアーナ・シルヴァ(BRA)、アリッサ・スペンサー(USA)と強豪が揃っている。

ルアーナは昨年のブラジル戦の結果でランキング6位となり、僅か一つの差でクオリファイを逃したが、カリッサ・ムーアの引退により、繰上げでCT入り。
しかし、ミッドシーズンカットでCS落ち。その後にパリ五輪に出場とアップダウンの大きなシーズンだった。

「サクアレマに戻れて本当に嬉しい。ブラジルは私の第二の故郷で、いつもここに戻ってくるのが楽しみよ。街も人々も大好きで、食べ物も美味しい。波も最高なので、本当にホームにいるような気分。CTクオリファイのチャンスがあることは分かっているけど、自分にあまりプレッシャーをかけず、ベストを尽くしてツアーに戻れるように頑張りたい」

8年ぶりに返り咲いたアレホ

(ポルトガルで念願の返り咲きを決めたアレホ) PHOTO: © WSL/Manel Geada

世界中の完璧な波を巡るCTはコンペティターにとって夢のツアー。
しかし、その門は狭く、前戦のポルトガルでクオリファイを確定させた元CT選手のアレホは8年を要した。

「ポルトガルに向かうとき、出場権を得るチャンスがあることは分かっていた。ツアーを離れてから毎日必死に取り組んできたし、頭の中は常にツアーに戻ることだったよ。公式に出場権を獲得した瞬間、感情が抑えきれなくなった。友人たちも一緒にいてくれたので、それが更にに特別なものになったのさ」

大原洋人のクオリファイの条件は?

(大原洋人、念願のCT入りなるか?)
PHOTO: © WSL/Kody McGregor

『Corona Saquarema Pro』には、大原洋人、伊東李安琉、西慶司郎、大音凛太、安室丈。
都筑有夢路、松岡亜音、脇田紗良、都築虹帆、野中美波と10名の日本人選手が出場する。

その中でクオリファイのチャンスがあるのは17位の大原洋人のみ。
大原洋人はゴールドコーストでの開幕戦9位、南アフリカでの第3戦で5位に入っている。

クオリファイの条件はQF以上メイクが最低条件。
あとは他選手の結果にも左右される。

日本とサクアレマとの時差は12時間。
ファーストコールは現地時間10月12日7時(日本時間同日19時)
ライブ中継はWSL公式サイト、公式YouTube、公式アプリで配信予定。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(空海)

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