パイプライン/バックドアを舞台とした2025年最初のイベント、『DaHui Backdoor Shootout』が現地時間1月4日に開幕!
ロングボード、SUPはファイナルまで行われ、カラ・デソト、バーナード・ロディガーがそれぞれ優勝。
特にカラはロングボードでのパイプライン史上でも最高の一つと言えるようなライディングで9.88を出していた。
1ヒートのみのウィメンズ・エクスプレッション・セッションはべサニー・ハミルトン(HAW)が開始直後にパイプラインにテイクオフ。ボトムターンから綺麗にカールに合わせてバレルをメイク。
その他、モアナ・ジョーンズ・ウォン(HAW)、ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)、エリン・ブルックス(CAN)などが出場していたが、ポテンシャルがある波はべサニーの1本のみだった。
「2ftの瞬間もあるし、20ftの瞬間もあるハワイらしい1日ね」
べサニー・ハミルトン
メインイベントが始まる頃には新しい西北西ウネリが入り、コンディションは一変してきた。
H1の8ヒートではメイソン・ホー(HAW)、マクアカイ・ロスマン(HAW)などがディープなバレルをメイク。
「A New Earth Project」のチームの一員としてコア・スミスなどと出場したべサニーも信じられないようなドロップをメイクしていた。
3年目の原田祥吾がメイクした最高の一本
2025年のチームジャパンのメンバーは堀口真平、伊東李安琉、原田祥吾。
新たに松本浬空、加藤翔平の若い二人が加わった5名。
出番はH3で、開始直後に原田祥吾がパイプラインにグラブレールでプルインしてスピットアウトした1本が唯一のメイクとなった。
沖縄をホームにしている原田祥吾は15歳からノースショアに通い始め、現在19歳。
『DaHui Backdoor Shootout』は3年目で、大会出場のためにクラウドファンディングを行なっている。
実は『DaHui Backdoor Shootout』は通常の大会では考えられないような高額のエントリーフィーが必要。円安と物価高騰で滞在費も上がっているため、ぜひ支援を!
その他、リーダーの堀口真平はワイプアウトしながらもこのヒートで最も大きなセットにチャージして注目されていた。
『DaHui Backdoor Shootout』は1月16日までのウェイティングピリオドでコンディションが良い3日間を利用して開催される。
(空海)