(ウィンキーポップの階段を下るケイトリン・シマーズ) PHOTO: © WSL/Cait Miers

「ウィンキーポップで日本勢、大変よくできました」 – F+

F+(エフプラス)

ウインキーポップ、絶対死ねる階段の上り下り、現在膝のアイシング中(笑)。
朝のうちはまだよかったんだけど、徐々にセット間隔が長くなってきて、メンズの始まるころにはかなりチャレンジーというかそんなに待てない感じというか、セット待ってる間に寝ちゃう感じ。
ウインキーとなると波質がまたまるで違うので、え~、って選手もいたと思うし、これでベルズだったら結果違っただろうな、ってヒートもあった。
今日の朝の女子といい、初日のベルズの女子といい、今年は女子の時のほうが波がいいような気がする。これねぇ、けっこうベルズあるあるだと思うよ

(ガブリエラ・ブライヤン) PHOTO: © WSL/Cait Miers

ウイメンズで良さそうなのは安定感すら見えてきたガブリエラ・ブライヤン、絶大な自信とともにやれてる感じのタイラー・ライト、ここ2強かと。
ディフェンディングチャンピオンのケイトリン・シマーズはとことん今日の波に合わなかった感じ。それ、メンズのディフェンディングチャンピオンのコール・ハウシュマンドもなぜか同じ。
ガブリエラが勝ってケイトリンが負けたので、次の試合のイエロージャージーはガブリエラに。なんかあのパワーとクリティカルに自信が加わって、ノリノリな感じだな。
ルアナ・シルバとかベティルー・サクラ・ジョンソンのシャープでクリティカルな攻めにも点くれてるので、その辺も要注意人物(笑)かと思う。

(イーサン・ユーイング) PHOTO: © WSL/Cait Miers

メンズではモーガンと比べると爆発感が不足だったイーサン・ユーイング。そこアジャストしてきた感じで、今日イチの爆発力だったかも。1本目から、こんな変わる? って感じだった。
コナー・オレアリーのラストライドのラストターン、今ほんとにあそこに振るんじゃなくて押し込んでレールで当てないと点もらえないっすよね。テールターンで振ってももらっちゃう人もたまにいるけど(笑)。どこのレールのどこがどう入ってるかよく見てくださいね。ノーズ浮いたりしてないから。メイクの後のちっちゃいクレイムはかなりかわいかった。コナーのクレイムってそう多くないもんな。
次のカノアはもうさすがな感じ。リードされていても、スコアできる波が来ればしっかりつかんできっちりモノにしていく感じは、ザ・コンペティター。最終的には本日のハイエストトータルスコアだった。日本勢、大変よくできました。

(コナー・オレアリー) PHOTO: © WSL/Ed Sloane

ガブリエラと同じように久しぶりの優勝をエルサルバドルで果たしたジョーディ・スミスも、もともとここの波にあっているスタイルなので自信をもって落ち着いてやれてるようだし、ふたりとも連勝あってもおかしくないかな、と思う。

本日は女子ラウンドオブ16とメンズのラウンドオブ32の8ヒートまで。
明日も似たような感じではないかと思われるし、その先も波はありそうなので、どこを選ぶかだけど、メンズ残りの8ヒート、スタートはイタロ・フェレイラ対ザビア・ハクスタブル。今シーズン、そしてこの試合でも絶好調のイタロに対して、ローカルで失うもののないチャレンジャーのザビアは楽しみだ。パワーハックも飛び勝負も、両者ともに対応可能だからな。

F+編集長つのだゆき

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