徐々に様変わりする「スランガン」
安宿の集まるクタから、車やバイクで20分ほどと近いので風の合う雨季になると人気の高いサーフスポットであるスランガン。
近年ではシーフードレストランが有名で、ローカルスタイルだけどジンバランよりも安い事でも知られているようです。
私が最後にスランガンを訪れたのは10年ほど前のこと。当時はスランガンでサーフ後、ブレイク目の前に立ち並ぶワルンでお腹を満たすのが定番でした。
ですが、今年になってからワルンが撤去させられたとの情報を目にし、実際にスランガンへと足を運んでみることに。
しかし、どうにもスランガンへとアクセスできず、行き着いた先はサーフボードを積んだ車などが駐車してある湾のようなボートの停泊場。
ここで驚きの事実を知ったのですが、すでにスランガンへと通じる道は通行止めとなり、陸路からはアクセスできなくなっていました。
現在、スランガンのサーフスポットへとアクセスするには私が行き着いた場所からボートアクセスとのこと(片道15分ほどだそうです)。
多くのメジャースポットで開発と言えば定番なのが、ラインナップの目の前に立ち並ぶロケーション抜群なリゾートホテル。スランガンの場合も例に漏れず、現地メディアの情報によるとシンガポール資本によるリゾート開発が行われるようです。
変わりゆくサーフエリアの現状について
常に変化を続けるのは何もバリ島だけではなく、ワールドクラスの波がブレイクするインドネシアの有名サーフエリアも同様。
かつては辺境と言われたメンタワイ諸島などにもサーフリゾートがあるくらいですから。
サーファーとしては恩恵を受けている面もあるので開発の是非はともかく、移り変わりの激しいサーフエリアの様子をこれからも現地を訪れて目に焼き付けていきたいと思います。