2018年2月にお伝えした1971年から50年近い歴史を誇るハワイの伝統的なサーフィンイベント「パイプマスターズ」が消滅の危機に立たされているというニュース。
事の発端はWSLのスケジュール変更。
それをハワイのホノルル市長、カーク・コールドウェルは承認せず、不透明なままシーズンが終了していた。
しかし、2019年が始まる直前にWSLが今後3年間、2019年から2021年のハワイのスケジュールを公表。
パイプマスターズを従来の12月から1月〜2月に移動してCT開幕戦にする大幅なスケジュール変更は見送りとなり、これまでと変わらずの日程。
2019年、2020年とそれぞれ節目を迎えるトリプルクラウンのイベントを初め、年初のQS1,000『Sunset Open』、QS3,000『Volcom Pipe Pro』も今まで通りのスケジュールで開催される。
「ハワイでのサーフィンは絶対に外せないし、WSLにとって非常に重要なコミュニティでもあります。今回の許可の承認は今後数年間に渡って世界最高のサーファーが神聖なハワイの波に試されることを保証されるだけではなく、未来に向けての大きな一歩と言えます。ハワイでのイベントは地元の若いサーファーに機会を与え得ることや、インフラを提供することにもなります」
WSL・CEO ソフィー・ゴールドシュミット
■1月18日〜28日 ■1月29日〜2月10日 ■10月28日〜11月10日 【The Vans Triple Crown of Surfing】 ■11月13日〜24日 ■11月25日〜12月7日 ■12月8日〜20日
|
(空海)
あわせて読みたい: 2019年WSLチャンピオンシップツアー・スケジュール<要点解説> |