先日お伝えしたジェイミー・オブライエンがパイプラインで大怪我というニュースは本人がVLOGのネタにしたほどで数日後には海に入るまで回復していたが、今度はWSLから深刻なニュースが入ってきた。
2000年のワールドチャンピオン、トリプルクラウンでは6度の最多優勝記録を持つハワイアンのサニー・ガルシアが現在病院のICU(集中治療室)にいることが確認されている。
オアフ島・ウエストサイドのワイアナエ近郊で育ったサニーは、1986年にサンディビーチで開催された『Gotcha Pro』でプロデビューを果たし、1983年、1984年のワールドチャンピオン、トム・キャロルを倒す。
当時、サニーはまだ17歳。
サニーは1990年代にワールドツアーでケリー・スレーター、ロブ・マチャドなどとライバル関係にあり、ハワイアンスタイルの象徴であるパワーサーフィンを武器に常にトップ10にいた。
そして、2000年には待望のワールドタイトルを獲得。
闘争心むき出しで何度もトラブルを起こしたが、多くのサーファーにリスペクトされ、ツアー引退後も圧倒的な存在感を放っている。
ICUにいる理由は公表されていないが、前日にはInstagramを更新しているため、不測の事態が起こったと予想される。
サニーの一刻も早い回復を祈る。
追記:その後入ってきた情報によるとサニーはオレゴンの病院に入院中。
2014年にうつ病に苦しんでいることを明らかにしており、自殺未遂の可能性があると言われている。
(黒本人志)