新型コロナウイルスの影響により世界的に苦境に立たされている観光業。
大打撃を受けているのは世界共通で、今年2020年にワールドツアー会場として返り咲く予定であったインドネシアのジャワ島のGランド(グラジガン)も憂き目を見ているとか。
残念ながら、もしも6月からワールドツアーが再開になったとしても、Gランドイベントは会場を移転して開催するとのアナウンスが行われましたが。
話を戻し、Gランドはサーフキャンプが立ち並ぶのがアラスプルウォ国立公園内であり、同国立公園が現在は閉鎖されています。
国立公園閉鎖ということで、国立公園内に位置するサーフキャンプも閉鎖となり、キャンプで働くスタッフの多くが稼ぎを失うことになったそうです。
そこでスタートしたのが、Gランドのサーフキャンプの一つである「Joyos(ジョーヨーズ)」によるクラウドファンディング。
ジョーヨーズのスタッフを対象にした同ファンドは、スタッフの今後の生活費、スタッフの家族の医療費や教育費などに充てられ、設定された目標金額は1万ドル。
4月13日からスタートした同クラウドファンディングは、すでに7千ドル以上ものサポートが集まっています(4月23日時点)。
非常に順調にサポートを集めていますが、その理由としてはユニークなリターンが設定されているためだと考えられます。
そのリターンとは、100ドルを超えるサポートをした方のみを対象に、抽選でジョーヨーズでの6泊分の無料宿泊券をプレゼントとなっています。
ジョーヨーズの客室はいくつかのグレードに分けられていて、最も安いスタンダードルームであれば6泊のパッケージが750ドル/1名。
つまり、最低で101ドルのサポートをすれば、750ドル分の宿泊費を獲得できる可能性があるのです。
すでにサポートをしている方の金額をチェックすることが可能で、大口では1,000ドルや700ドルもサポートしている方までいます。
見ていると100ドル以下のサポートが多く、当選確率は結構高くなるので、思わずサポートしてしまう方が増えているのだと思います。
アイディアあふれる同クラウドファンディングに興味のある方は、下記公式ページから詳細をチェックして見て下さい。
GoFundMeサイト:https://www.gofundme.com/f/gland-joyos-staff-covid-fund