日本を代表するプロサーファーたちが上達のコツを動画で分かりやすく解説してくれるアプリ「モバレク」。
業界初となる、サーフィンのモバイルレクチャーアプリである「モバレク」の開発支援者を、クラウドファンディングサイト『CANPFIRE』で募集していることは当サイトでもお伝えしていた。
募集開始して間もないうちに目標金額の100万円をクリアし、その後すぐに200%達成。そして現在は2ndゴールの300%を超え、新たな目標となる「3rdゴール:500%達成」を目指している。
500万円達成したら支援者は『モバレク先生』を無料で1回受講可能
圧倒的な反響から業界で注目されている「モバレク」は様々なコンテンツがラインナップされているが、その中でも注目のサービスが『モバレク先生』。
『モバレク先生』は、教科書動画だけでは自分の改善点が分からない方や、プロとの交流を求める方におすすめのサービスだ。
一流のプロコーチやプロサーファーが個別でレクチャー。生徒となるユーザー自身のサーフィンがさらに良くなるためのアドバイスをする。
『モバレク先生』の返信は
1)テキストでの返信
2)動画での返信
3)zoomなど対話での返信
以上の3パターンを予定しており、プロサーファーとコミュニケーションをとる貴重な機会を得られるだけでなく、自身のサーフィン上達の糧となることも間違いない。
通常はこの『モバレク先生』の添削サービス受講は4,000円~/回(コーチや求める返信の形態によって変動)となるが、5月30日まで募集中のクラウドファンディングの支援総額が500万円(当初目標の500%)に到達した際には、この『モバレク先生』が支援者なら“無料(※)”で受講可能とする大還元企画をスタートした。
※クラウドファンディングにて4,000円以上のリターンに支援した方のみ。
(4,000円未満のリターン支援者の場合は、目標金額300%達成で30%引き、500%達成で半額)
「上手い人に一言でもアドバイスをもらえたら劇的にサーフィンが変わることがある」-高貫佑麻
THE SURF NEWS編集部では、モバレクの映像ディレクター兼オルタナティブボード系コーチを務める高貫佑麻プロにインタビューを行った。
THE SURF NEWS(以下、T):『モバレク先生』のこだわりは?
高貫佑麻(以下、高):モバレクには様々なコンテンツがありますが、一番最初の構想は、この「ユーザーのライディング動画を送ってもらい、その動画をプロが観てアドバイスする」というサービス=『モバレク先生』が原点でした。
僕はいま千葉の一宮エリアに住んでいるので、ほぼ毎ラウンド誰かしらプロサーファーに会いますが、生まれ育った御宿町に住んでいたときでさえプロに会う機会は少なかったですし、地方にお住まいの方でしたらなおさら少ないと思います。もし近くにプロがいたとしても、そのプロに自分のライディングを見てもらって直接アドバイスをもらうという環境を築くのは難しい。
でも、サーフィンは上手い人に一言でもアドバイスをもらえたら劇的にサーフィンが変わることがあります。僕も先輩プロからアドバイスをもらって上達してきました。
iPhoneで友達に撮ってもらったり、少し高額ですが自動追跡型カメラSOLOSHOTを使って撮った自分のライディングをプロに見てもらって、日本中どこにいてもプロから自分のためにアドバイスがもらえる。ありそうでなかったサービスかと思います。
まずはモバレクアプリの教科書動画で学んでもらって、
・練習してみたけど自分ではなんで失敗してしまうのか分からない…
・アドバイスがほしい…
というときに『モバレク先生』の出番です!
サーフィンって、僕は課題をもって取り組んでいるとき、上達を実感できるときに「楽しい!」と感じます。また、上達していくと様々なコンディション、様々なボードでの楽しみが無限に広がっていく…それがサーフィンの奥深さ、素晴らしさだと思います。
T:「モバレク先生」でコーチにとって解説しやすい動画は?
高:撮影していただく機材はスマホでもOKです!
ただし、フレームレートの設定を一秒間に60コマに設定していただくことで、コマ落ちがなく、コーチたちも見やすく撮れます。
あとはスマホで撮る場合は沖が遠すぎないポイントを選ぶことや、波打ち際で撮影してもらうといいですね!水没注意ですよ(笑)
また、目標をもって継続してサーフィンに取り組む方にはSOLOSHOTも大変おすすめです。僕も使っていますが、GPSタグを腕に装着してパドルアウトすればロボットカメラマンがあなたもお友達も追いかけてライディングを撮影してくれるのでモバレクとはとても相性がいいと思います。
T:高貫プロにとっての「モバレク」は?
高:僕にとってのモバレクは、ユーザーの皆さんと僕を繋ぐものかなと思います。
教科書動画では僕もオルタナティブ系やロングボードについても解説させてもらいますし、そこで「いいな」とか「タメになるな」と思ってもらえたら『モバレク先生』で会える。そしてモバレクではプロコーチたちにリアルで会えるイベントなども順次企画していくので、モバレクが繋いでくれるご縁がとっても楽しみです!
T:高貫プロは「オルタナティブボード」のコーチも務められますが、オルタナ系ボードの定義は?
高:明確に定義するのが難しいですが、僕は「スラスターでもロングボードでもないもの」だと思っています。
短いもので代表的なものだとFISHやシモンズ。一番短いものだと3’11″に乗ったことがあります(笑)
そしてミッドレングス。これも定義は広くて、僕的には6’4″~9’0″未満のボード全て。アウトライン、ロッカー、ボトムデザインなど実に多様なミッドレングスがありますね。
僕はその日の波の状況と自分のバイブスに従って乗るボードを決めていますが、短いボードから長いボードへの乗り換えのときのスイッチの切り替え方や、ボードの特性を理解したうえでどう乗るか?という提案など、これからさらにコンテンツを充実させていくのが楽しみで仕方ありません!
T:最後に、THE SURF NEWSをご覧の皆様に一言お願いします。
高:モバレクのビジョンは「日本サーフィンの底上げ」です。そのためにも「今日のあなたのサーフィンがどれだけ楽しいか」が一番重要だと思ってます。
「サーフィン楽しい!!」と心の底から思える人がもっともっと増えてほしい!そして日本中の海に笑顔が溢れたら…そんなビジョンが僕の原動力になっています。
サーフィンは色々。波も色々。楽しみ方も色々で、そして自由です。
プロを目指すコンペサーファーも、月に1~2回のサーフィンが生きがいの会社員の方も、オリンピック選手を夢みるキッズも、波との調和を求めるロングボーダーも、波をダイレクトに感じられるボディボーダーもみんながお互いを理解しあい、笑顔で尊重し合う美しいサーフィン文化の礎に、モバレクがなれるようチーム一同精進してまいります。
モバレクのクラウドファンディングも残り数日となりました。目標の500%を達成して、ぜひ皆さんに『モバレク先生』を体感していただきたいと思います。引き続きたくさんの応援・ご支援をよろしくお願いいたします!
500%到達の3rdゴールの達成期限は2020年5月30日23時59分までとなっている。
サーフィンが楽しくなるアプリのローンチに向けて、引き続きクラウドファンディングが継続中だ。残り数日、支援を希望するサーファーは以下より詳細をチェック。
「モバレク」クラウドファンディング実施ページ:
https://camp-fire.jp/projects/view/242785
(THE SURF NEWS編集部)